二種スクでウィリー連続走行世界記録「600km」に挑戦

スクーターパフォーマーの安部優さんが、ウィリー連続走行の世界記録(331.0195km)更新に125ccスクーターでチャレンジ。さらに更新後も600kmの連続走行に挑戦した。

会場は埼玉県にある川口オートレース場(埼玉県川口市青木5-21-1)。4月24日、よく晴れた月曜日の早朝7:00から開始された。ウィリー連続走行の世界記録は、26年前にトライアルバイクにて331.0195kmが達成されており、今回はそれを遥かに上回る600kmを目指す。風が強く、傾斜のあるオートレース場での過酷なチャレンジは、開始から8時間20分後にスタッフ・取材陣に見守られながら世界記録を更新! そこから更に、人類未踏の600kmへと走行が継続された。

500周を越えたところでウィリーをしながらの給油。これはライダーが片手で給油作業ができるように特注で作られた装置を使用している。開始からから13時間18分後、ラップ数727周、500.5322㎞の記録を打ち立てた。

今回のチャレンジの様子は、レッドブル・ジャパンの公式サイトほか、造形社発行の「カススク125」2017年6月号(5月6日発売)でも紹介されている。


スクーターパフォーマー 安部優さん
常に自らの限界を追求し続けるスクーターパフォーマー。BMXの動きをルーツにしたエクストリームな技から走り屋系のアクション、コミカルな演技まで、高い技術と表現力で観客を魅了する
https://www.facebook.com/Anpei.Yo/


YAMAHA RAY 125
フロントブレーキパーツを取り外すなどフロント周りの軽量化、給油口の改良、ハンドルカバーの取り外し、メットインスペースにサブタンクを設置するなどの特別仕様

PHOTO/Kunihisa Kobayashi/Red Bull Content Pool、DIRT SPORTS