アメリカで絶大な人気のダートトラック。その名の通りグランドトラックのようなコースを周回する、単純明快、でも奥野深いレースカテゴリーだ。欧州よりも米国で人気で、ハーレーのXR750の活躍は皆さんもご存知の通り。かつてはその牙城を崩すべく、ホンダのRS750や昨今ではスズキヤドゥカティのツインエンジンも活躍しているという。レースをするだけの為に生まれたマシンのカテゴリーとは別に今、米国はおろか、欧州にまでその人気を伸ばしつつあるのが「フーリガン」という市販車モデファイクラスだ。
そのフーリガンクラスで活躍するインディアンスカウトのダートトラック仕様が勢力を伸ばしている!
ちなみに純正のインディアン・スカウトはこのようなスポーツクルーザースタイル。フーリガン仕様とは別物!? と思わせるのだが、良く見比べて欲しい。市販車モデファイクラスなだけに、リアフェンダーやシート形状、ダートトラックバー、マフラーやリアサスペンションなどの必要なレーシングパーツにモデファイをされているだけなのだ。
そう思うと、クルーザーに感心の無い方でも興味が湧いてくるのでは?
そして! インディアンは純粋にダートトラックを走らせる為だけのレーサーでも活躍している。
その名もFTR750! シンプルで無駄をそぎ落としたスタイル、速く走る為だけに与えられたレーシングパーツ。このFTR750やフーリガン仕様のSCOUTは現在発売中の「スクランブラースタイル」に別カットを多数掲載されています!