僕らのやっているこの素晴らしきダートバイクという遊び、誰しもが「よくもまぁ、こんなにお金かけてやっているよなぁ」と一度は思ったことでしょう。学生の頃「社会人になって月十数万もらったら使いたい放題だな!(なにが)」なんて思っていたのを思い出しますね。このダートバイクライフを続けることは、なかなか困難をともなうことも多いと思います。時間、お金、余裕、家族、仕事。様々なもののマネジメントをこなして、はじめてスロットルを開ける楽しさを享受できるわけです。このシリーズは、そんなお父さんやお母さん、学生の皆さんはたまた、定年後のお祖父さんを、ダートバイク・ヒーローとして紹介します。※animalhouse.tokyo@gmail.comへどなたでも投稿、どしどしお待ちしております!

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東京都TEXASさん

 バイクを所有して乗るというのはコストがかかります。自分は一般的な会社員で、給料は良い方とはいえません。
 現在既婚歴15年、小学生の二児をもちながらもバイクに乗り続けられているのも家族の理解と周囲のサポートがあってのものと言えます。

 給料は全て妻に預け、自由に使える月のお小遣いは月2万円。子供が育っていくにつれてかかる費用も増え、先の事を考え貯蓄もしながらの生活になってきました。最初からこうだったわけではありません。
 今現在所有しているバイクはWR250RとXTZ750の2台、月2万円のお小遣いではなかなか走りに行けません。単にガソリン代だけではなく、タイヤやブレーキといった目に見える消耗品からその他色々減っていくものですから。そういったコストパフォーマンスを考えると、普段の生活(買い物や通勤)ではもちろん、軽く乗るといったことをしなくなってきますね。一回乗るのにそれなりの覚悟がいるわけで、乗るときには「せっかくだから」と思いっきり乗るようにしています。乗りに行けるのは月に一度か、2ヶ月に一度といったところでしょうか。WR250Rで林道など走りに行く時、場所によっては車に載せて現地まで運び、一般道での走行は極力控えたりもします。普段乗らない時は消耗品が長持ちするように細かい整備などをしています。

 XTZ750で5日間の長距離ソロツーリングに行った時は1年以上前から計画して貯金しました。
自分のバイクの他に安く譲って頂いたバイクを綺麗にして整備し、売って得た利益で自分のバイクのパーツを買ったりもしてきました。
 一台のバイクを長く所有し、少しずつ自分仕様に変えていくのも楽しみのひとつです。
 乗る事が目的ですが、乗れてない時もバイクに携わっていれるのが楽しいのです。
 家での頼まれごとや、必要事項はすぐに取り掛かります。ここだけ抑えておけば、大抵の場合自分がバイクに夢中になっていても家族は生暖かく見守ってくれております。
普段からたくさんの仲間が、修理やカスタムの面でもサポートしくれているので今もバイクに乗れている自分があるのです。今後の目標はこの先もどんな形であれバイクに乗り続けていくことだと思います。

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