2014年11月16日(日)に茂原ツインサーキット(千葉県)で開催されたSMJ全日本スーパーモタード選手権第8戦。 S1OPENクラスは前戦の第7戦名阪スポーツランド(奈良県)で2014年度のシリーズチャンピオンを決めている#47金子和之選手(TOYZ Racing+PGR:CRF450R)。 IMG_0238

金子選手は今回最終戦、そして地元関東ラウンド(金子選手は栃木県在住)ゆえか、S2クラスとのWエントリー。 IMG_0240

前戦名阪ラウンドで健闘を魅せた#15谷中 一夫選手(DIABRO:YZ450F) IMG_0244

実力者ながらも今年は天候やトラブルで成績が残せないでいた#33古川 和由選手(KAZU★CRAFT+AMSOIL:CRF450R) IMG_0251

前戦の名阪ラウンドで他者転倒に巻き込まれてしまい、DNFとなった#1木下 裕規選手(TEAM HAMMER:CRF450R)。かろうじてランキング3位をキープ。今回は鎖骨骨折の手術後となるが、来季のS1PROクラス昇格へ向けての出走。※S1OPENクラスは年間ランキング3位までが翌年S1PROクラスへ自動昇格する。 IMG_9696 IMG_9552

そしてこの最終戦茂原ラウンドのもう一人の主役が#37吾妻 裕人選手SRF宮城&FTR&スズモ:RM-Z450)。タイムアタックでトップタイムをたたき出し、ポールポジション。 IMG_9549

ヒートレースも#47金子選手を抑えての堂々のトップでチェッカー…だったのだが… レースに夢中になりすぎダブルチェッカーとなり、ペナルティが課され、決勝レースは最後尾スタートとなってしまった。

D2N_3827

西日も傾く最終戦決勝レース、#47金子選手が1番グリッドよりスタートを決め、#15谷中選手、#33古川選手、#2千葉 智選手(陸奥組&FTR&安倶楽や/CRF450R)と続く。 D2N_3840

徐々に#47金子選手が2位集団との間隔を広げてゆくなか、白熱したのは2位のポジション争い。 D2N_3870

名阪ラウンドでくるぶし付近を骨折し手負いの#17渋井 健選手(Club KTM690/KTM690SMCR)に#7栗本 志能武選手(KTM うず潮レーシング福山/KTM450SMR)が襲いかかる。 D2N_3900

2014年度S2クラスのシリーズチャンピオンを第6戦広島で早々と決めている#77城取 諒選手(モトスポーツK’s Husqvarna/FC350)は来季S1PROクラス昇格のため、今回の茂原ラウンドではS1PROクラスにスポット参戦をした。※S2クラスは年間チャンピオンがS1PROクラス自動昇格、2位、3位のライダーは任意での昇格の権利が与えられる。 D2N_3874

術後間もない#1木下選手はランキング3位争いの一人、#4豊田 肇選手(サイクルロードイトーWAKO’S,RT:YZ450F)を抑えて13位でフィニッシュ。ランキング3位を守り、来季のS1PROクラスの昇格を決めた。 D2N_3967

2位を走る#33古川選手だが、終盤で#2千葉選手にパスされ、千葉選手2位、古川選手3位。 IMG_9811

トップでチェッカーを受けたのは#47金子選手。全8戦中有効ポイントの6戦を優勝で決めた。 4位に#15谷中選手、5位に#12川留 健一選手(ブラムレーシング/CRF450R)、6位に#7栗本選手が入った。決勝リザルトはMFJ公式ページをご覧ください。 http://www.mfj.or.jp/user/contents/race_result2014/motard/result/r08_s1open.htmlIMG_9834

2014年度S1OPENクラスを征した#47金子和之選手のCRF450Rのマシン紹介記事はこちらからご覧下さい。中日本エリア選手権S3に自ら参戦している大森選手が撮影した2014 全日本スーパーモタード選手権 最終戦 茂原 S1OPENクラス決勝を下記に貼らせて頂きます。

Follow me!

この記事の著者について

アバター画像
ダートスポーツ編集部.月刊ダートスポーツは毎月24日発売!!
月刊ダートスポーツ 編集部です。