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北海道のライダーたちは冬の間どうしているのか? まさかコタツに入っておとなしくしているわけではなありません。北海道では、伝統的に「スノーレース」が盛んに行われてきましたが、ここ数年、どういうわけか急速に人気が高まってきています。

1月25日は、札幌郊外の八剣山特設コース、2月1日は千歳のHOP=北海道オフロードパークでも開催。50チームから100チームもの参加で盛り上がります。

北海道のスノーレーシングの特徴は、スパイクやチェーンなどの使用が禁止されていることです。そのためローコストで、スパイクによる怪我の心配もない。当然、滑るので、軽量で小さい、小排気量バイクが有利。フルサイズのモトクロッサーやエンデューロマシンが不利になるので、この点でもお金がかからないし、子供や女性にも楽しめるというのがいいんですね。

バイクが小さいということは、トランポも、ミニバンや乗用車で事足りてしまうというメリットがありますね。楽しい、お金がかからない、安全、三拍子そろっているわけです。そして、ここも肝心なんですが、真っ白な雪の上なので、「汚れない・埃がたたない」だから、友人や家族と一緒にレースを楽しめる! 人気が出る理由が揃っているんです。

北海道のスノーレーシング情報はDIRT BIKE HOKKIDOでまとめてくれています。そして、下記の動画でライディングを疑似体験してください。スパイクなしでこの走りです!

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この記事の著者について

BIGTANK MAGAZINE 春木久史