カズトのプロローグ1回目。ダストとの戦い

カズトのプロローグ1回目。ダストとの戦い

 エルズベルグロデオは、現在3日目。IAカズトは2回目のプロローグを終えたところです。1日目の結果は26位で、2日目のタイムが1日目をうわまることはあまりないので、フロントローを獲得したも同然といったところ。
 1列目をとれるかとれないかが、完走への大きな分かれ道になります。2列目は、おおよそ5分後のスタート(2013年は、スタート地点が池になったことで、1列目との間隔が非常に短いものでした)であって、1列目の渋滞がしょっぱなから立ちはだかります。1列目であれば、カズト得意のモトクロススタイルでのスタートを決めることができるでしょう、そうすればすべてのセクションはいつでもクリーン。圧倒的に有利です。この切符を、すでに手に入れたことになります。

 決勝のコースは、例年よりはるかに難しいことが予想されています。
 昨年、マディコンディションだったにもかかわらず30台近くのフィニッシャーが出たことがその理由。主催者としては10名以下に絞り込むつもりでルートを作ったと発表がありました。具体的には、各々のセクションをロープのはりかたで難しくしたり(助走の制限や、ヒルクライム途中でのコーナー)、カールズダイナーに至ってはいつもの1.5倍の距離に延長。J・ウォーカーは昨年1時間30分を切ってきましたが、これを2時間以上かかるようにしているとのこと。

 今年が初年度になるカズトにとっては、非常に苦しい戦いになるはずです。

 カズトはこの1週間、エルズベルグの山を散々田中太一と歩いてきました。当初は、そのくだりの急な角度にナーバスになっていましたが、本日少し試しに走ることができ、間隔をつかんだ模様。「ざくざくの路面が多くて、思ったよりもフロントブレーキが使える印象です」とのこと。細かいライディングテクニックもその場その場で田中が伝授していて、この1週間だけでも相当なレベルアップがなされているように思います。田中曰く、カールズダイナーまではカズトは絶対にこれるはず、とのこと。そこから先は、正念場になるでしょう。

 アイゼンナーツは、毎日30度を超える暑さ。2年前に雪が降った土地とは思えません。明日の決勝は、ライダーにとって暑さも強敵になるはず。

 明日の決勝は現地12:00、日本時間19:00のスタート。応援コメントを、フェイスブックやTwitterでガシガシお願いいたします。ハッシュタグ#go_erz_jpnがついたものは、現地でスタート前にカズトに見せるようにいたします。

前走者がいれば、もはや視界を確保するのは不可能

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田中太一は、エルズベルグ会場でも人気者!!

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ランチ

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Jeepが大きくスポンサード

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プロローグはとかく広大で、日本からすればアンビリーバブルなシチュエーション

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