昨年度アジアクロスカントリーラリー(タイ・パタヤ〜カンボジア・プノンペン 約2500km)を完走した、私、宮崎大吾は、記念すべき20回大会となるアジアクロスカントリーラリー2015に参戦取材することになりました。

これから準備編含め、レース中の報告などをシリーズとして随時お送りします。今年は国内外含め、ライダーへの知名度も格段に高まり、一気にエントラントが倍増です。

そのなかでもハスクバーナは昨年は私1名だけでしたが、今年はなんと5名に増えました!

 

昨年は初ラリー参戦で不安満載のなかのスタートでしたが、なによりもハスクバーナFE501がノントラブル/無転倒でゴールまで連れていってくれたこと。ラリー中仲間(日本人、カンボジア人、スウェーデン人)やスタッフ、サポートが協力しあって、毎日楽しく充実していたこと、農村でガス欠や道に迷ったとき、現地の人達が優しく手助けしてくれたこと、そしてナビゲーションする醍醐味を味わえたこと、世界遺産の中を走れたことなど、一生忘れられない感動を得たのでした。その模様は本誌2014年11月号で掲載されています。

 

本年度はタイ・チェンマイの山岳路を含むループコースで、昨年とはガラッと変わった趣向となっています。主催者によると、特に「前半3日間で勝負が決まりそう」と言うほど、本格的山岳コースであることが予想されます。現地でも「秘境中の秘境」と認識されているエリアで、首長族など、少数民族の住むエリアだそうです!

この情報を得て、私はタイヤの中身の選択を、昨年とは換えてみました。その内容は次回以降に紹介いたします。写真は今年予定されているコース。

 

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さらに、昨年はSSフィニッシュ後のリエゾン終盤、世界遺産のアンコールワット遺跡を設定していましたが、今年もスコータイ遺跡を通るルートを用意しているとのこと。緊張と疲労の末にたどり着く遺跡の光景は、、、強烈です。観光ツアーで訪れるのとは違う、「自分の頭で、自分の体と技量で、ここまでたどり着いた」ということが、信じがたいほどの達成感と感動を呼ぶのです。昨年私は、アンコールワットの前で、同じく初参戦した仲間と握手を交わしましたが、この感動は一生の宝となるでしょう。

これらの世界遺産は、特別な許可を得て走行しているのですが、昨年はその他にも、村という村すべてで軍隊や警察が警備してくれたり、誘導してくれました。そして子供も大人も沿道で大大大声援! ヘルメットを被っていても、キャーキャーいう可愛い子供の嬌声が聞こえては、後ろに遠ざかっていくのです。

プノンンペンの大都市でも1車線を完全貸し切り状態にしてランデブー走行するなど、とにかく日本では考えられないくらいにラリー参加者、モータースポーツ、モーターサイクルを優遇してくれる環境に、驚きと感動を覚えました。

毎日しっかりしたホテルのエリア内で整備ができて、しっかり休息できます。温かいシャワーももちろん、食事はバイキングで、とにかく何でも美味!

すっかり私はタイ・カンボジア料理にハマりました。日本人参加者も多く、エントリーフィーもお手頃です。

ちなみに今年のライダーエントリーフィーはUS1,700ドル(国内各地⇔横浜港及び横浜港⇔タイまでの車両の輸送費、航空券、国内空港までの交通費、ガソリン代、メンテナンス費用及び消耗品、開催期間中の昼食代、期間外のタイ国内での食事及びホテル宿泊代は含まれず)でした。

すでに今年のエントリーは締め切られていますが、来年はぜひ参加してみてください。とにかく最高ですから。

 

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SCHEDULE

8月8日(土) 公式車検、ブリーフィング、Super-SS(LEG-1スタート順を決める)、セレモニースタート

8月9日(日) LEG-1(チェンマイ→メーホンソン)

8月10日(月) LEG-2(メーホンソン→メーソット)

8月11日(火) LEG-3(メーソット→スコータイ)

8月12日(水) LEG-4(スコータイ→プレ)

8月13日(木) LEG-5(プレ→プレ)

8月14日(金) LEG-6(プレ→チェンマイ/表彰パーティ

 

 

06

 

 

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