IAカズトが、KTMファクトリー…に加入したんではなくて、ファクトリーバイクに乗ってきました!
 はるかイタリアの名門コース「マントヴァ」で試乗させてもらったのは、J・ハーリングス/P・ジョナスの250SX-F、T・サールの350SX-F、そしてT・カイローリの450SX-Fとフルラインナップ。

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 見た目からして、16モデルベースなのにオレンジフレーム(スタンダードはブラックです)、きらびやかに輝くパーツ群、ファクトリーにのみ許されたネイビー×オレンジのカラーリング…そして52mmのフロントサスには威圧感さえ感じます。なにより、これは16モデルベースだからということもありますが、圧倒的にコンパクトです。

 詳報は本誌に譲るとしてファーストインプレッションをお届けしておきましょう。
「サールの350は、サスセットがあまり決まっていない、もしくは僕に合わない印象でした。450もそうですが、エンジンは高回転まで使えないので、もう少し乗り込んでみたい感じはしますね。カイローリの450は、軽いし仕上がりもいい。すごく乗りやすいです。
 感動的だったのは250の2台。通常のマシンより1オクターブくらい高くなるくらい回るんです。しかも、それが超おいしい域になっていて、これが使えれば無敵だと思いました」とのこと。

 総じて、KTMのファクトリーマシンは各々にしっかりマッチしたマシンに仕上がっているものの、元々のスタンダードの戦闘力が高く、「まったくの別物、というほどではない」とのこと。サスペンションの剛性感などには、相当な優位性を感じたそうです。こちらは11月24日発売のダートスポーツ1月号にて掲載予定、お楽しみに!

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