2014年のIBチャンピオンで、今年IAルーキーとしてIA2を盛り上げてくれた2人のライダー。今年1年を戦ってみた印象を語ってもらった。

#01
古賀太基(17歳)/N.R.T/CRF250R

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DS:今シーズンを振り返って、いかがですか?
「目標はチャンピオンを獲ることでした。ランキング7位で終わっているので、目標は達成できていません。もうひとつの目標がヒート優勝をすることだったんですが、それも達成できずに最高順位3位で終わってしまって、まだまだ甘かったシーズンだったと思います」

DS:今振り返って、足りなかったと思うことは?
「一番の課題は体力面。もうひとつはレース中の判断力。ただただ攻めるだけじゃなくて、もう少し考えて走ること」

DS:こうしたら勝てる、と思う部分はありますか?
「やっぱり体力面が一番大きいと思います。スピードは、何戦かで『引き離せるな』と感じることがあったんですけど、後半になるとタレてしまい、前のライダーと離されてチャンスを逃してしまうことがあったので…」

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DS:最終戦のSUGO前にも仙台で乗り込みをしていたようですが、効果は?
「名阪で3位に入って、体力面に課題があることが分かったあと、仙台に行って成田亮さんや熱田孝高さん、勝谷武史さんと一緒に練習をしました。次のオフビでは前のほうを走ることができたんですが、転倒してしまったんです。いいリザルトは残せてなかったんですが、後半までペースを落とすことなく走りきれました。課題としていた体力面で、練習の効果があったと思います。

DS:その時のトレーニング内容は?
「走り込みと、自転車トレーニングをしました」

DS:来シーズンの目標は?
「チャンピオンです。開幕で優勝して、そこから波に乗って、今シーズンの富田選手みたいにヒート勝利の回数を重ねたいです。体制はまだ未定ですが、NRTに所属して、仙台に住み込んで練習したいと思っています」

続いて、もうひとりの注目ルーキー、馬場。

#02
馬場亮太(18歳)/TEAM 887/CRF250R

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DS:自分が思っていたIAと、実際に走ってみてのIAはどうでしたか?
「思っていたよりもガツガツやられなかったし、戦えたと思います」

DS:スピードがリザルトに反映しきれていなかったように思います。どうしたら、さらに良いリザルトになったと思いますか?
「公式練習ではタイムが出せて、レースで路面が荒れてくると走りが硬くなってしまいました。そこがクリアできたら、もっといい成績に繋がったんじゃないかなと思います。それと、やっぱりスタートを毎回決めることですね。

DS:来シーズン以降に向けてやるべきことは何ですか?
「まず、ケガを治すこと。ケガをかばって乗った時に下半身の大切さがよく分かったので、乗ることよりも、まずはしっかりケガを治して、下半身を鍛えることだと思っています」

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DS:行けそうだったけど結果が出なかった、荒れた路面で硬くなった、ということは経験を積むということが必要なのかなと思いますが?
「慣れる、ということですよね。海外の若い選手も、スタートで出て行けるところまで行くっていうのを繰り返して、段々安定して上のほうで走っているというのを見て、今は自分もその段階なのかなって思います。来シーズンも」

DS:来シーズンの予定は?
「体制はまだ決まっていないです。でも、勝ちます。たくさん勝ちたいです。タイトルを目指します。不可能ではないです」

インタビュアー/MATSUNAGA TORU(MXEE

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