2015年11月11日の平成27年度第2回エンデューロ委員会議事録ダイジェストのなかに、気になる決定が!

MFJ はトロフィーチーム(日本代表チーム)としての同大会への出場を認定する。
トロフィーチーム出場選手:6 名
① 前年度全日本インターナショナル A クラスシリーズランキングポイント獲得者
② 前年度全日本インターナショナル B クラスからの昇格者
③ MFJ エンデューロ委員会から推薦を受けた者

注目してもらいたいのは、③「MFJ エンデューロ委員会から推薦を受けた者」。この数年、ISDEにはトロフィーチーム(国代表)を出せていない日本、その理由はチームの運営資金などがありますが、チャレンジしても結果が出せないこと、にも起因しているのではないでしょうか。鈴木健二、釘村忠ら、世界を相手にしても結果を残せるであろう、EDライセンスを持つライダーが少しずつ増えていますが、それではまだ不足しているのも事実。また、前橋孝洋、小菅泰輝ら若手の台頭で明るい未来が見え始めているものの、やはりこちらも人数が少しずつというのが現実です。

これまでは、IA・IBのライセンスを持っているライダーが上から選ばれていくというスタイルで、ISDEに参加するためにはJECシリーズを戦ってクラスを昇格する必要がありました。ですが、③が加わることで十分にエンデューロに対して実力を持つ、日本の他ジャンルのライダーを選出できるようになりました。ドリームチームへ、まずは前進です。

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