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アルゼンチン―ボリビアの2カ国開催

当初、アルゼンチン~ペルー~ボリビアの3ヶ国に跨っての開催が予定されていたダカール2016だが、エルニーニョの影響を理由にペルーがこれを辞退。ラリーは1月2日にブエノスアイレスでセレモニアルスタート、ウユニ塩湖を折り返しのステージ地点とし、サルタでの1日のレストデイを含む全15日間、14ステージで競われる。ブエノスアイレスへの帰還は1月16日。前回2015年のラリーでモト部門における5度目の優勝を果たしたマルク・コマがモト部門のコースディレクターを担当している。

ダカール2016 スケジュール
1/2 ブエノスアイレス~ロサリオ
1/3 ロサリオ~ビジャカルロスパス
1/4 ビジャカルロスパス~テルマスリオオンド
1/5 テルマスリオオンド~フフイ(マラソンステージ1前半)
1/6 フフイ~フフイ(マラソンステージ1後半)
1/7 フフイ~ウユニ
1/8 ウユニ~ウユニi
1/9 ウユニ~サルタ
1/10 サルタ(レストデイ)
1/11 サルタ~ベレン
1/12 ベレン~ベレン(マラソンステージ2前半)
1/13 ベレン~ラリオハ(マラソンステージ2/後半)
1/14 ラリオハ~サンファン
1/15 サンファン~ビジャカルロスパス
1/16 ビジャカルロスパス~ロサリオ

ナビゲーション能力重視のステージ
2つ目のマラソンステージ後半、ベレン~リオハのステージでは、ナビゲーション能力を重視するための特別なルールが初めて採用される。前日のステージリザルトを基準に、モト、クアッド、オートのトップ10と、カミオンのトップ5を混走とするスタート順で、さらに1台ずつの間隔は3分と大きくとられる。手つかずの大地を走るステージで、後続車は前走者をフォローすることが困難となり、ナビゲーション次第で大逆転があり得るステージになる。
また、他のステージでもモト部門のトップ10は、3分間隔でのスタートが採用される。

2つのマラソンステージ
モト部門では、前半のフフイと後半のベレンの2か所がマラソンステージのビバークとなる。ここでは、アシスタンスチームの支援を受けることができないため、整備、修理はすべてライダー自身が手持ちのツール、パーツで対応しなければならない。選手同士のヘルプは認められている。

Hisashi Haruki   BIGTANK

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Enduro.J & BIGTANK magazine
特設2016ダカール速報チーム。現地に飛んでいるEnduro.J稲垣と、アーカイブを交えた原稿起こしを担当するビッグタンクマガジン春木のコンビが、2016年のダカールを斬ります!

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