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ダカールデビュー戦にして、ステージ4で3位、フフイのマラソンステージ前半まで総合では2位と周囲驚かせる活躍のケビン・ベナバイズ(HONDA)。HRC本体チームではなく、南米ホンダチームからのエントリー。そのバックグラウンドには、ジュニア時代からワールドの舞台を経験してきたエンデューロライダーとしてのスキルがある。

Hisashi Haruki BIGTANK

ケビン・マッシミリアーノ・ベナバイズ
1989年 アルゼンチン・サルタ出身

キャリア
2008年のアルゼンチンナショナルエンデューロチャンピオン。2009年にはアルゼンチン代表メンバーとしてFIMインターナショナルシックスデイズエンデューロ(ISDE)に出場し、533名中69位で完走。最終日のマシントラブルが無ければゴールドメダルという走りを見せた。続くISDEメキシコ大会では、順当にゴールドメダル獲得、翌2011年は、フサベルオフィシャルチームのサポートでFIMエンデューロ世界選手権とスペイン選手権にスポット参戦し、世界選手権ではジュニアクラスで12位、スペイン選手権でも7位を記録。2012~2013年はKTMファクトリーチームのファリオーリのサポートメンバーとしてエンデューロ世界選手権に参戦。またISDEでは3年連続でゴールドメダル、2014年の地元ISDEアルゼンチン大会では総合20位、そしてラテンアメリカチャンピオンを獲得した。

2015年より南米HONDAチームで本格的にラリーの活動をスタート。FIMクロスカントリーラリー世界選手権のモロッコでは総合4位とすでに頭角を現している。地元の利、またここまで続いたエンデューロライディング的なシチュエーションで存分に力量を発揮している感。

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Enduro.J & BIGTANK magazine
特設2016ダカール速報チーム。現地に飛んでいるEnduro.J稲垣と、アーカイブを交えた原稿起こしを担当するビッグタンクマガジン春木のコンビが、2016年のダカールを斬ります!

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