歌うダートガール渡邉藍の泥だらけダイアリー「歌声よ、熊本へ届け」

By 渡邉藍 On 2016年4月29日 · In ALL, FEATURED

まいど！　歌うダートガール、藍です！
バースデーワンマン！　歌って来ましたよー！

その前に！
みなさんご存知の通り、地震で熊本や大分では甚大な被害が出ており、ライブの日も、熊本に行く、熊本で親戚が亡くなった、などの理由で来られなくなったお客さんが数名いました。

ありがたい事に、現在は全国から熊本に支援物資やボランティアの方々が続々と集まっているようです。益城町と比べてしまえば被害は少ないかもしれませんが、大分も大変な状況である事も忘れてはいけませんね。ネットには情報が溢れています。錯綜する情報の中から事実を見極め、今、自分に何が出来るかを考えながら行動したいものです。

先日のJNCC広島でもお世話になった大輔さんと熊本レーシングの勝野さんは、福岡に避難し、週末には水を探し回り、協力を呼びかけ、18日月曜にはハイエースいっぱいの物資を積んで熊本に戻りました。裏道や林道を通って渋滞を回避し、３時間程で熊本に着くそうですからバイク乗りは頼もしいですね。そして、現地で物資の行き届いてない場所を探し、直接届け、必要な物や状況を確認して、また福岡に戻って来ました。

様々な意見があると思いますが、私は彼等に賛同し、拠点となるショップ、BEATにペットボトルやパンを持って行きました。福岡市長の呼び掛けもあり、旧大名小学校には紙オムツとトイレットペーパーを。余震の事、避難場所の事、被害に遭われた方の心身の状態…色々と考えてしまい、胸の鼓動は速く、強くなったまま落ち着けないでいます。

ただ、重要なのは継続です。自粛自粛で経済を止めないこと。まだ先はわかりませんが、夏休みには熊本や大分に旅行するなど、私達が元気をなくしてはいけません。4/17には九州プロレスを観に行ったのですが、理事長である筑前りょう太さんは大会名を「熊本ば元気にするバイ！」に変更し、レスラー達は義援金を募り、熊本や大分にエールを送っていました。そういった活動と共に、「そういえば、東北の人たちは元の生活を送ってるのかな？」と視野を広げて物事を捉えたいものです。

こんな時だからこそ、音楽

と、前置きが長くなってしまいましたがライブの話題へ！

もうね、そんな状況なのであたしの頭ん中心ん中はぐちゃぐちゃ。でもね、ライブやってよかったです。急な告知にも関わらず、思いの外、沢山の方が来てくれました。「仕事で行けません」と花を贈ってくださった方まで。

言葉に出来ない程色々な感情が溢れ、MCでは泣いちゃうのではないかと危機感を覚えながら、そのクセいつもより沢山喋ってしまい、広島で出来た立派な青タンを披露したり（笑）口の悪さを露呈したり。いつもと違う雰囲気でしたが、すべてにおいて素敵な夜になりました。

ライブの内容としてはアコースティックギターでの弾き語り、エレキギターを弾いて、大好きなキーボード弾き今給黎博美さんとのデュオ、全14曲を思うままに歌わせて頂きました。本当は趣味の映像屋さんに動画を撮って頂く予定だったのですが、地震の影響で来られなくなってしまいました。歌や音というのは、その人の人生や人間がよく表れます。みなさんに聴いてもらえる時に恥ずかしくない様、精一杯、渡邉藍を生きます！