歌うダートガール渡邉藍の泥だらけダイアリー「今日はエルズベルグロデオ！」

By 渡邉藍 On 2016年5月29日 · In ENDURO, FEATURED

Erzbergrodeo 2016!!
ライブビデオが本日、5/29日曜日18:30からはじまりますね！（エルズベルグロデオ生放送は、こちらから！）
今からそわそわドキドキしております。

そして最近は派手に転んでなくアザもなくなってきたので、冷やし中華に負けぬ様、ショートパンツはじめました、歌うダートガール、藍です！

という訳で今回はエルズに因んで、泥だらけダイアリーとはちょっと違った内容です。是非ご一読を、や、いつも読んでくださいね（笑）。

2013年10月19日、素晴らしいライダーとの出会いがありました。

ナップス福岡店にて、”SPY/ED-RIDER”「田中太一 2013エルズベルグを振り返る!!」というトークショーのため、田中太一さんが職場に来たのです。当時のあたしはTT-R125を買ったばかりで、ロードバイクの方が圧倒的に楽しくて、まだまだオフロードの楽しさなんて1mmくらいしか知らなかったし、太一さんの事も知らなかったですね。

普段から「肩書きなんて！」とへそまがりで生意気なあたしは、知らない世界のトップアスリートに特別な興味を抱く事もなく、簡単な挨拶だけ済ませ自分の持ち場に戻りました。なんてもったいない、失礼な話です。

それから２年の月日が流れ、初めて草レースに出た事をきっかけにオフロードのおもしろさを知ったあたしは「そういえば、あの人はどういう人やったっちゃろ」と、太一さんの記事や写真を漁りました。まず、顔がかっこいい（笑）！　いや、これ本当大事だと思うんですよ。バイク乗ってる時の顔、ヘルメット脱いで直ぐの顔、バイクの話ししてる時の顔。それらの表情から「田中太一」を感じました。次第にトップアスリートでもあり、あたしは「開拓者」だと思う彼に心惹かれていくのでした。

この動画を見た時、思わず「めっっちゃかっこいいやないっすかー!!　ばりかっこいい!!　大好きです!!」とメッセージしてしまった。

感覚的なあたしは具体的な言葉を並べるのが苦手なので、彼に抱く印象を感じるままに書きますね。

強い意志、広い視野、光を見出す力、目標とそこに達するための過程、クリアして行かなければならない問題を羅列整理して取り組む…、きっと彼はこういう力を持っていて、更に高みを目指しているんだって。そして、曲がった事が大嫌いで、こう！と思ったら頑なに貫く、我儘でプライドが高くて自己を確立してる。これも何かを成し遂げようとする人にとって重要な要素だと思います。…って、偉そうに何様？って感じですよね、すみません、語録が少なくて表現しきれなくて、でもわかってください、あたしは太一さんが大好きだし尊敬しています。

そんな太一さんとの交流が始まったのは昨年末辺りでした。Facebookで繋がって、暫く経ってから「歌ってるんすね！　Good life!!」とメッセージが。飛び上がる程嬉しかったのを覚えています。

更に数ヶ月が経った4/4、ある曲を送ってきてくれました。

そう、Newsmotoでもシェアされていたモトラップ！　これだけオフロードバイクへの思いがありながらバイク業界から離れてしまった彼。いや、これだけの思いがあるからこそ、だと思います。きっと痛い思いも歯痒い思いも沢山してるだろうなーなんて。でもそれより苛立ちが大きい様な。あたしはまだ業界の事、オフロードバイクの事、知らん事ばかりやけんわからんけど、彼がのびのびと活躍出来る場所が出来ればいいなと思います。今は音楽が楽しくて仕方ないみたいで、別の曲も送ってきてくれました。