歌うダートガール渡邉藍の泥だらけダイアリー「音楽とバイクのお話」

By 渡邉藍 On 2016年6月17日 · In ALL, FEATURED

my life is Ai
あたしは藍という人生に命を燃やし、藍になる
ども、今日はちょっとおセンチな歌うダートガール、藍です。

オフロードバイク人はまったワケ

太一さんの記事を見た方から「直観的な感覚が鋭い」「感受性豊か」とのお言葉を頂き、ちょっと嬉しいような、だから歌が歌えるような気もしている、藍です。

太一さん本人も「アツイ!!　大変だったでしょ〜」と労ってくれたので、的外れな見解はなかったかな。
無論、太一さんに喜んでもらうために書いた訳ではなく、エルズベルグロデオ直前という事もあって太一さんの「俺に対しての感想を見てみたい」に対する、レスポンスだったのですが。

バイクに乗る事と歌う事は同じくらい大好きなのだけれど、あたしにとってバイクは人生の「一部」、歌う事や音楽は人生「そのもの」なのです。生きている以上、音楽をやめるという事は出来ません。

そもそもオフロードバイクにハマったきっかけは昨年９月に初めて出た草レース、Urata Japan Cupで90分走った事でした。「雨が降ったら地獄」だなんて言われた、初めてのアソカンは安定のベスコン。和気藹々とした雰囲気で、そりゃもう楽しくて、でも何も出来ない自分が歯痒くて悔しくて…「やったろう！」と思ったのです。

その頃、あたしはバンド活動にも力を入れていました。ただ、一生懸命にやっていくと色々と嫌な所も見えてくる訳で…「お客を呼べるヤツが偉い、すごい」「上手いヤツが偉い、すごい」こんなのはっきり言ってどうでもよかった。感性の問題だから、お客を呼べようが上手かろうが、心に響かなければ、胸にグッと来なければ大した価値はないと感じていたのです。来たい人が来てくれて、観たい人が観てくれて何かを感じてもらえれば嬉しいと思っているので、Facebookの「藍ひとりうた」のページも、個人のページでシェアする事はあっても「いいね！　してください」というのはやった事がありません。音楽の優劣なんて目には見えない。

でもバイクは、ひとたびレースをすればタイムが出る、完走出来たのかリタイヤしたのか、勝ったのか負けたのか、明白な結果が出る。これはあたしがレースに心惹かれた大きな理由でした。
「勝負の世界に飛び込んでみよう」そして初めてのJNCCでは戸惑ったけど、「よーい、どん！」がおもしろいと感じています。元々闘争心が強いので性格的にはモトクロス向きなんかな（笑）。
「開けろ！　くらいしか教えられんけど…」と言っていた人に「８割で走りなさい！」と言われるほど、気持ちが先行してしまいます（笑）。九州は選手権ばかりですが、関西や関東では草レースもあるようなので来年辺りはモトクロスにも挑戦します。応援よろしくお願いします！
しかし鈴蘭行きたかったな〜。来年はJNCCも沢山回れるように頑張ります！　課題は山積みだ!!

バイクも音楽もどっちも大好き！　どっちも頑張る

そうそう、実はね、次のバイク決めちゃいました！　憧れのモトクロッサー！　
プレイバイクと言われるTT-R125とは訳が違って大変な場面もあるやろなー、セルないしね。がんばろっと！　乗り換えなので、あと何回乗れるかわからないTT-R125LWE、この日は古川ファミリー(古川寛さんと、そのパパさん、弟さん)が一緒でした。「フルカワ」のお客さん…かな？　オフ車買ったばかりと思われる人達とモトクロスごっこをしたけど、やっぱ競走は楽しい！　８割走法しきらんで転んだり足をぶつけたりしてしまったけど…同じくらいの速さの人と走るのはおもしろいですね！　またやりたいな。
先週から使い始めたPODのニーブレースもいい感じです！　違和感ないし本当に楽ですね！

という訳でバイクと音楽のお話が入り混じっておりますが、最後にまた音楽のお話を。

6/10、福岡市内のBuRaRiというお店でライブをして来ました。ライブにいらっしゃった事はなくとも、「藍ひとりうた」のページをご覧頂いている方はご存知だと思いますが、あたしは感傷的でもありマイナーな感じで弾き語りをしています。
たまにお客さんが泣くんです。
それはその人が自分自身と向き合ったからであって、あたしの曲や歌がすごい訳でもなんでもないんですけどね。それでも「ありきたりな音楽の洪水の最中、ただ個性だけを奏でる」なんて言ってもらえると嬉しいです。