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AXCRで履くタイヤは定番のiRC BR-99とix-07S。3年連続で同じセット。このセットはたぶん世界中どこでもグリップします。ハード路面から軟質まで、どこでも走れます。日高や夕張、阪下など、FIM規定のある国内エンデューロでも必ず履きます。

BR-99のブロックはグリップ性能は維持していますが、角が落ち易いので、念のために毎日交換する用意をしています。ですので、フロントは計3本、リアは計5本を持参します。

 

タイヤの中身ですが、、、

2014年はムースを使用していた人は私くらいだったような気がするのですが、昨年から増えてきている感触があります。

私はエンデューロムースを使い続けています。
性格にいえば、JEC夕張に参戦した2013年から、基本ムースです。

理由は2つ。

●絶対にパンクしないから。
そのため、パンク修理キットを持ち運ばなくてもよく、走行中の荷物軽減になります。
ただし、予備チューブと修理キットは船で運んでいます。万が一ムースが壊れて走行不能、デイリタイアになっても、翌日からチューブで走れるからです。

●もう一つは、タイヤ交換が圧倒的に楽で早いから。
ムースは大変そう、というイメージがありますが、慣れてしまえば、こちらのほうが楽で早いです。
なにしろパンクを気にせずにレバーを差し込めるし、JECのワークタイム15分で前後かえてしまう人もいるくらいですから、時間短縮にもなります。

そのために大事なのは自分が使い易いタイヤチェンジャーとレバー類、そしてジェル切れをおこさないように予備を持参することです。

ただし、ラリー用ムースと異なり、エンデューロ用ムースは高速長時間走行を想定に入れていないともいえ、ジェル切れやクラックからのクラッシュ、走行不能というリスクもあります。したがって、私は必ず新品か新品同等の硬さのあるものを使います。また、タイヤ交換とは別に、ムースの状況確認やジェルの付け足しも念頭に入れておかなければいけないと思います。

 

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これは昨年の交換シーン。チェンジャーはジャンキー稲垣私用のものを、かれこれ3年以上使わせてもらっています。姿勢は低いけど、使い易いんです

 

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私の不動のセット。メッツラーのレバーセットで、1本はモンドモト市川さんにストレート形状にしてもらいました(写真は変更前)。そしてコスパに優れるジェネリックの3本セットも足しています。これはリブのおかげで確実にビードをめくってくれるので、評価も高いですね。
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これはダートフリークから発売されたばかりのメタムース。ミシュランのビブムースより、少し柔らかめの印象で、国内エンデューロには最高ですね、きっと。ビブの新品だと少し難所があったり天候が悪いと不安になりますが、この柔らかさなら安心。今後のエンデューロでテストしてみたいと思います!

 

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こちらはMEFOムース。他にもGoldenTyreやDUNLOPなど、各種ムースが存在します。

 

AXCRは高速ハード路面区間やリエゾンがあるので、あまり柔らかいムースだとクラックの心配があります。ミシュランのエンデューロムース新品は、2014、2015年とまったくクラックも入らず大丈夫でした。またクラックが入ってからのコンパウンドの粘りがあるので、中で壊れることが少ないとも言われています。

タイヤ交換の際にムースのへたり具合を見て、交換するかを決めます。そのため予備用ムースも前後用意しています。

 

昨年はチェンマイの赤土マディのLEG1-2はチューブにしましたが、今年はすべてムースです。

 

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