全日本モトクロス選手権シリーズIA1クラスにTeam SUZUKIから参戦している熱田孝高の現役引退。

本人のSNSでも一足先に報告がありましたが、ついにスズキから正式に引退リリースが発表されました。

チームスズキワークスライダー熱田孝高選手の現役引退について

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熱田は1994年に国際A級に昇格。その後、2001年、2006年、2010年の通算3回、全日本モトクロス選手権最高峰クラスで年間チャンピオンを獲得しました。

また、2002年から2005年までの4年間、世界選手権MX1クラス(現在のMXGPクラス)にも参戦。その世界選手権では2003年と2004年にランキング10位の成績を残しました。そして、国別対抗戦モトクロス・オブ・ネイションズの2000年フランス大会、2003年のベルギー大会においては、日本代表メンバーとして日本の過去最高成績である6位入賞を成し遂げました。

2009年より8年間Team SUZUKIに所属し、現在もIA1クラスの第一線で活躍しています。

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熱田孝高のコメント
「今まで常に勝つことだけを目標に取り組んできたので、正直、本当にレースを辞めるのかなという気持ちなんです。最後のレースとなるSUGO(MFJ-GP)は自分の地元であり、たくさんの思い出があるコース。チームやファンの皆様、家族に対して、ありがとうの感謝の気持ちを込めて、悔いを残さないよう自分の全てを出し切るつもりで走ります。」

常にトップ争いを繰り広げている熱田孝高。現役引退が信じられないという声もちらほら聞こえてきます。また熱田は、粘り強い走りだけでなく、周りにいる人を笑顔にさせるその人柄で愛されており、長く応援しているファンが多い選手でもあります。それだけに、この現役引退は全国のモトクロスファンにとって残念なニュースでなりません。

熱田の現役ラストレースは、10月22~23日に宮城県のスポーツランドSUGOで行われる全日本モトクロス選手権シリーズ最終戦MFJ-GP大会。

第4戦SUGO大会でも表彰台を獲得した熱田、最終戦でもトップ争いをしてくれるはず。
長きに渡り全日本モトクロス選手権を盛り上げてくれた熱田孝高の最後の雄姿を見届けに、スポーツランドSUGOへみんなで応援しに行きましょう!

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