日本人初のロレッタリン優勝とガイコホンダ入りのニュースで話題の下田丈ですが、実はオフシーズンということで日本に一時帰国しています。

そして先日、埼玉県オフロードヴィレッジにて実に興味深いミーティングがおこなわれました。

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左が下田丈。

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もう一人のライダーはmotoGPへの登竜門といわれるレッドブル ルーキーズカップというワンメイクのマシンを使って争われるシリーズ戦で今シーズン年間チャンピオンを獲得した16歳、佐々木歩夢です。

下田はダートラ初心者⁉︎

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佐々木はよくオフロードヴィレッジでダートトラックのトレーニングをしているとのことで、こんなライドもお手の物!

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モトクロスでAMAトップを目指す14歳の下田と、ロードでmotoGPの頂点を目指す16歳の佐々木。

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実はモトクロスでは同年代に敵なしの下田も、ダートトラックは初めて。佐々木にコツを教わりながら、慣れないマシンの挙動に少しづつ慣れていったようでした。

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二人同時にウィリー! なんて絵も。

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この日が初対面の二人ですが、ダートトラックの練習を通じて、お昼休みにはすっかり打ち解けていましたよ。

下田丈
「ダートトラックは初めてやったのですが、すごく難しかったです。モトクロスとはちょっと世界が違いました」

佐々木歩夢というライダー

佐々木は「20歳でmotoGPのチャンピオンを獲ったマルク・マルケスを超える」を明確な目標として持っていて、本当にそれを実現してくれそうなポテンシャルを感じさせてくれます。横浜にあるTK LABOに通っており、ホンダの専属トレーナーとして数多くのチャンピオンを育ててきた鎌田貴にフィジカル・トレーニングを受けています。

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「うちでは筋トレはさせてないんです。筋肉ではなく、それを使う身体の動きをトレーニングすることがパフォーマンスの向上につながります。特に世界チャンピオンを目指すには10代の頃にどれだけしっかり身体を作ることができるかが勝負です」と鎌田トレーナーは言います。

佐々木歩夢
「僕はモトクロスも好きだし、TVでよく見るので、鎌田先生からも下田丈くんの話を聞いていて、会えるのを楽しみにしていました。実際に会うと背も高くて大人っぽくて中学2年生には見えませんね。丈くんはダートトラック初めてなのに、やはり飲み込みがすごく早くて、一緒に練習ができて、とても刺激になりました」

来年からの二人の予定は?

下田もアメリカで専属のトレーナーについてもらい、来年からフルサイズを操るためにトレーニングをしているところだと言います。

下田は来年アメリカでアマチュア250Bクラスにチャレンジ。好成績が残せれば次は250A、そして17歳を迎える2019年5月にはガイコホンダからAMAデビューが可能になります。佐々木も来年moto3への出走が期待されています。

まさに日本のモータースポーツを牽引していくニュージェネレーション。今後の二人の活躍から目が離せません!

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