s-ブッセ湖付近2

第1回ノースアイランドラリー・札幌-稚内-サハリン5デイズは、6月29日の札幌をスタートまで1ヶ月少々となり、参加者、実行委員会ともに最終的な準備を急いでいる。

 

このラリーは、北海道とロシアのサハリン州を結ぶ、初めての国際イベントで、タイムを競うスペシャルステージは持たないものの、ロードブック(コマ図)とGPS等を使ったナビゲーションによって、大半が未舗装路となるルートをライダーが各自のスキルで走りきることを目指す本格的なものだ。

サハリンというと、あまりなじみのない人も多いと思うが、実は、日本の最北端である稚内市から、天気が良いには肉眼でも遠望することができるほど近い存在。島とはいっても、面積は北海道とほぼ同じ大きさで、南北に約1000kmという大きさ。人口は約20万人。州都のユジノサハリンスクなど主要都市を除いては、ほとんどがタイガ(森林地帯)の広がりで、ロケーションは大陸そのものだ。

今回のラリーには日本から35名、ロシアから5名のライダーが参加(サハリンステージで合流)。サポートチーム含めて55名のチームが北海道とサハリンを走る。実行委員会は6月4日から10日間の日程で、最終的なルート試走を行う。ダートスポーツwebサイトでは、ルート試走の模様もレポートする予定だ。

第1回ノースアイランドラリー・札幌-稚内-サハリン5デイズ
2014年6月29日-7月3日
運営 : NIR実行委委員会・BIGTANK・SSER
後援 : 稚内市
協力 : サハリンモーターサイクル協会、ハートランドフェリー株式会社、サイクロン、ノグチシート、OVERLAND ADVENTURE RALLY、BMW MOTORRAD、KTM JAPAN、frm

ホームページ
http://btmadv.wordpress.com/

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この記事の著者について

BIGTANK MAGAZINE 春木久史