少し間をあけて、X-Fighters前ですが…エルズベルグも1週間前。怒濤の勢いでアップしていきますよー! ここからは、いろんな田中太一にまつわる方々の直前応援コラム(書き下ろし)をおとどけします。第一弾はDirtNPホッパーちゃんです。

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こんにちは、内木場さん(←造形社の社長さん)が発する怪電波によりDirtNPという深く暗いあなぐらの奥から誘い出され、即捕獲された後コラムを書いているホッパーちゃんです。

2010年に太一くんの取材目的でErzberg Rodeoに同行させてもらってから……なにもう4年も経つんですか!? つい先々週の水曜日くらいの出来事のように感じますわ……(言い過ぎ)。※その時の様子はfrm誌上に掲載され、またその後Red Bull JapanのWebサイトでも読めるようにしていただきましたので、興味のある方、当時のことを知らない方はぜひどうぞ……(http://goo.gl/MeuqUt)。

エンデューロジャーナリストのジャンキー稲垣さんほか皆さんが発信している太一くん関連の情報を見かけてはこうなんというか、近づきたいけど熱すぎる、見ていたいけど眩しすぎる、話してみたいけど耳が痛い、そんな田中太一という人物のキャラクターがとてもリアルに思い出されます。さて、噂によれば今年で太一くんのErzberg Rodeoチャレンジは最終回だそうです。僕は2010年以降のErzberg Rodeo界隈だったり太一くん事情の最前線からすっかり遠のいてしまったため、それが何を意味するのか良くは知らないのですが、何かをまた始めるための区切りかなんかなんだろうな、と勝手に推測しています。

最初のチャレンジの時に、すべてが上手く噛み合えば凄くいいところまで行くだろうことは想像がついてしまったこともあり、実は僕自身はあんまりその後のリザルトに興味はなかった。ただ、彼は有言実行の権化のような男ですから、見ておきたい部分があるとしたら、それはやっぱり太一くんが放つメッセージだったり態度だったりするわけです。最後のチャレンジで彼自身が納得できる場所に立った時にどんな言葉が発せられるのか。レース終了後には時間がなくて聞けないかもしれない、帰って来てDIRTSPORTS誌上のインタビューの中で語られるのかもしれないその言葉に興味があります。そんな風に思わせる選手が日本のモーターサイクルスポーツ界にどれだけいるか、というハナシ。走りの凄さだけではなく、そういう彼自身のキャラクター性について理解を深めておくと、よりリアルタイム観戦にも熱が入るのではないでしょうか。

ただし。彼の活躍を見届けるからには応援する側にも覚悟がいることをお忘れなく。なぜなら太一くんの行動・メッセージは僕たち全員に向けられていることがあるからです。特にバイク業界の関係者のみなさんは、遠く離れた土地で奮闘する日本人ライダーの姿に勇気をもらった、とか生ぬるいことを言っていると「いやいや、勇気とかいいから具体的にアクション起こしてよ。お前は何をするのこれから?」と逆に厳しい応援をもらうかもしれません。そういう毒気みたいなものも含めて楽しむのが太一くんウォッチの正しいあり方なのだと思います(※個人の感想です)。

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