PHOTO/TSUTOMU TAKASU

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エルズベルグロデオが終了。5度目にして最後のチャレンジになる田中太一は、完走ならずでした。カールズダイナーを越えたものの、そのあとにウッズで崖落ち。身体には負傷なく、最後まで粘りました。ラジエターに穴をあけてしまい、冷却水を失ったことが直接の完走できなかった敗因と言えるでしょう。

20番前後でスタート、5年の内でもっとも冷静沈着にうまくレース運びが進みました。序盤、10番前後まで順位を上げており、ジャービスよりも前に位置していましたが、どうしても人の手が必要な難所で手が借りれず40分ほどのロス。これが順位を大きく下げた原因です。

K・レドモンドと二人でなんとかマシンを上げたとのこと。なぜ田中太一とレドモンドだけ手が借りれなかったのか、これは今のところ原因がはっきりしていません。取材班は、現場の雰囲気が悪い、エルズベルグロデオにおいてレピュテーションが低い、などを感じたことは一度も無く、むしろギャラリーにも好印象だったと思っています。これもレース、ということでしょうか…。

のちほど田中本人のメッセージをお送りいたします。

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