ナイス・パーツ掘り起こし隊 vol.3 HINSONってなんだ

By On 2014年6月24日 · In ENDURO, FEATURED, MOTARD, MOTOCROSS, RALLY

AMAに精通しているあなたなら、HINSONの存在を知っていることでしょう。そうでないあなたも、雑誌に出てくるHINSONのロゴを見たことはあるはず。日本では、あまりメジャーでは無かったかもしれません。
　これまで、クラッチパーツに関してはうず潮さんのCMP加工プレートなどが古くから知られていました。最近になって大型のリクルス製品やSTMスリッパークラッチなどが見られるようになってきましたね。
　不景気だと言われ続けていますが、昨今のモーターサイクルに関しては先鋭化・高額化が進んでいるのは事実。たとえば、リクルスは10年ほど前の日本デビューだったように思いますが、その頃はなかなか浸透していなかったのではないでしょうか。いまや、多くのサンデーライダーたちが、そのクラッチシステムの数々の効果を肌で知っており、あるものは寄る年波にあわせたオートマシステムのために、あるものはより安定したパーシャルを得るために…これらを惜しげも無くマシンに投入しております。
　そんななかでなかなかHINSONがサンデーライダーの手元に届かなかったのは、当然のこと。そして、最近になって注目を集めるだろう、と我々がリコメンドするのも強引ですが当然のことなのです！（なんのことやら…）

　というわけで、HINSONクラッチです！
momentum-kit

こちらは、
HINSONコンプリートモメンタム ビレットプルーフ コンベンショナル クラッチキット

Honda CRF450X用
価格:
142,560円 (税込)

・よりスムーズに、より確実にクラッチ接続を行う
・最も効率的なケーブル、ブラケットとクラッチリフターシステムにより最高のクラッチフィールを実現
・よりダイレクトルートとなるようにクラッチケーブルを引き、ケーブルの湾曲を最小限に抑える
・クラッチプレッシャープレートの切断/接続が確実で、クラッチの摩擦＆発熱を最小限に抑える
・熱いマフラーから離れたルートにクラッチケーブルを引くので、ケーブルの寿命が向上
・純正クラッチレバー/パーチ、クラッチバスケット、インナーハブ＆プレッシャープレートと一緒に使用可
・Hinsonクラッチバスケット、インナーハブ、プレッシャープレート、クラッチプレート＆スプリングキットの性能を高める目的で開発され、使用も推奨
。機械加工パーツはすべてMade In The USA

何がすごいかって、正規代理店のmoto禅さんでも紹介されているように、寿命5倍…。また、これらは極限の状態にあっても、正常に作動することがとても大事です。特に全日本モトクロスもIAとなると、このあたりの事情がとても複雑に絡んできます。あるライダーがサスに対して言った金言ですが「特性や固さは、ある程度どうにでもなるんですが、熱ダレだけはどうにもならない。だからスペシャルサスはいいんです」と。
　HINSONは、熱膨張によるクラッチの張りが非常に少ないことでも知られています。とても繊細なコントロールを要求されるクラッチが、常に安定していることの大切さたるや…マディでばりばりにクラッチを使っても、キレはほぼ変わらないことでしょう。ぜひ、体験してみてください。

■問：moto禅

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