ダートスポーツのコラムに二回目の登場のビースト浜田です。

前回のいなべエンデューロクロス田中太一選手との出会い編から次々と続編を待ち望むお便りが!!

全く来ないですが(涙)

ですので!今回は、いなべのコースリニューアルについてお話しさせて頂きます。
写真 (2)

現在いなべモータースポーツランドにはモトクロスコースはもちろんダートトラックコース、エンデューロクロスコース、初心者用コースなどオフロードに関しての多数のコースがあります。
そして!今回新たにFMX用にランプを設置する事になりました。

ですが…いなべモータースポーツランドがいくら広大な土地を確保できてるといえFMXにはランプと着地用のテーブルトップ、そして万が一の転倒時にある程度ならバイクが暴走しても大丈夫なくらいの敷地を確保するのは至難の技です。

そんな訳でエンデューロクロスコースの半分をFMX用に明け渡す事になりました。
写真
それに伴いエンデューロクロスコースも移転、新設セクション工事作業に入ります。

そんなこんなでコースディレクターso4氏やいなべモータースポーツランド社長達と色々協議した結果、コーステープや土で盛った土手を作ってなるべく完全にコースとして作らずにとりあえず丸太や石など置いたセクションだけを作って自由に練習できるエンデューロクロスパークにしたいなぁと思っています。

スケボーやBMXのパークを想像してもらえばそれに近いと思いますよ。

ひとつのセクション徹底的に練習してトリックを極めてもらうもよし、セクションを繋いで走って周回練習するもよし。

ただ多くの人達が好き勝手に走り回ってしまうとぶつかってしまって危険なんで他に走ってる人とコミニュケーションを取り譲り合いの精神で走ってくださいね←ここ大事

自分達はこれから日本中で行われるであろうエンデューロクロスが色物レースの一つとして扱われてしまうことを危惧しついます。

だってエンデューロクロスはモトクロスほどジャンプで高さを魅せれる訳で無く、トライアルほど見せ場のトリックがある訳で無く、ロードレースほどスピード感がある訳で無く、どれをとっても見てる人にとって中途半端な競技に見えると思います。
そうなるとついついコースを作る方としてはライダーがセクションをクリア出来ずに転倒したりバイクを押していく様を見てライダーを笑いものにするようなコースを作ってしまうか、ただ簡単なモトクロスコースにチョコっと丸太や石を置いただけのモトクロス時々セクションという単純で単調な見ていてもすぐに飽きるものになっていくと思います。

ですのでEDXパークのような形で新しい「魅せ」を模索してはどうかと思いました。スケートのルーティンのような考え方ですね。「さすが!あのライン取り、トリックはヤバい!スタイル出てるZEEE!」みたいなのがあってもいいのではないかと思います。

もちろんトリックをカッコ良く決めるのは簡単な事ではないのでかなりの練習が必要になると思いますがね…
ただ今までは練習する場所も無かった訳ですからエンデューロクロスパークが完成すれば今後の新しいバイクカテゴリーの一つになるように皆で腕を磨いていければいいなと思っております。

いやぁ…まさに映画「フィールドオブドリームズ」みたいですね。
トウモロコシ畑を歩いているとふと謎の声を耳にしトウモロコシ畑を野球場に変えてしまう、レイ・キンセラ役のケビンコスナーみたいな俺達←ここ失笑
そしてこの映画のようにジョー・ジャクソン(通称シューレス・ジョー)は現れるのか?

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