GERO's GATE！ 2/3 〜しんどいレース準備〜

By On 2014年7月17日 · In ENDURO, FEATURED

関西でエンデューロをやろうぜ、ってことで先日開催されたゲロズゲート。仕掛け人より報告がございます！　今回は編集部からも矢野和都が参戦させていただきましたー

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　ちょうど大会名が変更になったと当時に、あまりにも永長氏の仕事量が多いという事で役割を分担する事になりました。その時にワタクシの担当が広報部長となり、ブログで内容を発信する事となります。最初は適当に情報を発信してたらええのねーなんて軽い気持ちでいましたが、そこに絡むものがいろいろと出てくるわけなんですね。開催要項・車両規定・エントリー用紙・誓約書・ネットエントリーフォームなどなど種類的なものがドドドと出てきたんですな。最初はそないに難しいもんでもないやろうとタカを括っていたんですが、やりだすと全然進まない。

　そうなんです、意外とレース出てる割には開催要項やら車両規定なんかあまり見ておらず、覚えてもいませんでした。それからあちこちの大会やらレースやらのレギュレーションだとか車両規定・大会要項とか書いてある書類をいろいろ検索して検討してみたり、エントリー用紙にしても何種類か検索してレイアウトの参考にしてみたり。ブログにＵＰしたあの形になるまでこの書類関係は非常にしんどかった。ネットエントリーもいろいろ見て、自分のアカウントから違う自分のアカウントにテスト送信して何個も試してみたりしました。最終的にはJECの中西さんにお尋ねして決まりました。そんなこんなをパチッとするのに約２週間の時間を毎日深夜３時や５時までと費やしてしまいました…。仕事終わってとっかかるんですが、まっ単に効率が悪いだけなんですけど。

コース開拓の方もコース担当を決めさらにコース長を設定し展開しました。
さらに細かくトライアルセクションの所はトライアルライダーにすべて任せて作ってもらいました。そしてざっくりはみんなで山の中を走り回って面白そうなところを見つけるととりあえず開拓し、再度走ってみる。面白ければコース素材として置いといて、またウロウロして面白そうな所を…、という感じで２月から６月までの基本第２日曜日だけで何度も試走を繰り返し、具合を確認・修正・試走・確認・試走としつこいくらいやりました。全員ビビリなんで危険がないように、でも危険かも？　のギリギリを狙って作っていきました（中の下クラス辺りにとって）。最終的にはコース長が試走しコース取りを決めてもらい、その後全員で走ってダメ出しし修正して完成。
今回は天候によりカットされてしまった激下りなんかも、試走時ちゃんと撤去しきれてない切り株のせいで前転して足を強打したスタッフいました（笑）。当然すぐさま目に付く切り株はできる限り取り除きました。（残念ながらカットですけど）。

コースが出来ていく中、出店や協賛の内容も詰めていかなければなりません。
今回は今までこういう会場に足を運んだことのない人の誘導をやろうと考えがありました。なぜかと言うと、いつもレースでは決まった人しか会場に訪れないし、来たとしてもいつも来る人の延長線上の人で輪の広がりが狭いんですね。それにはちょっとしたカラクリが必要だなと思っていまして、そのカラクリとは今までに出店した事のない協賛社の導入です。

　今回はトヨタディーラーさんにお願いしお越しいただきました。ここでディーラーさんとこのレース会場の接点はトランポです。それを会場に持ち込み建て前上部品やら便利アイテムを売り込んでもらうわけですが、これが売れた売れなかっただけでは来るメリットは全くありません。さらにお願いしたのは、ブースに来たお客さんをいかに自分の店舗へと導くかというカラクリを作ってもらい、最終的にはそのディーラーさんのお客さんとなればメリットがあるわけです。ディーラーは当然新規顧客が欲しいはずですから、会場には全員そこのお店の客さんではない人がいっぱいいるわけで、そういう会場だけにアプローチは容易ですよね。
　逆に我々のメリットとしてはそのディーラーの顧客でこのようなイベントに興味を示しそうな人、もしくは無差別に宣伝してもらい、会場へと足を運んできてもらう事です。そうすると、普段絶対に来る事もないような人が会場に訪れ、観戦してもらえる。そこでオフロードに興味を持ってもらえると嬉しいねって感じです。こういう感じでお互いにメリット上がれば成立するかなとまぁこういうカラクリを考えてたわけで、いいチャンスなのでぶっ込みました。そこに追加で乗っかってきたのが「観戦ツアー」なのです。

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ＭＴＸＲの中の人は映像コンテンツなんかも扱えいろいろな能力をお持ちなのですが、その彼から「総帥君ＭＣやってみたら？」
「観戦ツアーしながらエントラントいじって周ったらめちゃくちゃ面白いんちゃうかなぁー」
という案が浮上。
今までのエンデューロ動画は撮り方とか見せ方がどれ見ても同じやねと、この業界を全く知らない人はいくつかの動画を見てそう言ったんですね。じゃぁ、我々はまだ誰もやった事のない切り口で動画を作ったらオモロイんちゃう？最終的にはバラエティ番組を作ろうという事になりました。それに、この企画でＭＣできるのは「総帥」のみと言われ、ちょっと浮かれてしまいました(^^;;
どーなんでしょかね（苦笑）。

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