斉藤嵩(モトクロスライダー)


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東北関東大震災において犠牲になられた方々に対して、心よりご冥福とお見舞いを申し上げます。地震のおきた3月11日は練習中でした。当初は何がおきたか全く分からず事の重大さが分かりませんでした。しかし、携帯電話などは繋がらない状態であり、車のテレビで初めて巨大な地震がおき、太平洋側に津波がおきたことをしりました。映像を見て驚きを隠せませんでした。私の周りでも停電により電気は止まり、街では交通が麻痺している状態でありパニックになっていました。コンビニやスーパーでは飲食物は無くなり数日後には燃料が無くなりと過去に例をみない事が現実に起こっていることが分かりました。私は、関東でこんなに深刻な事は震源地に近い場所はもっと深刻である為、何か私に出来る事は無いかと考えた末・・・現地に行くことにしました。ブログやmixiの呼びかけで2、3日という短い時間でしたが沢山の物資を宮城県の女川町や牡鹿半島に届けてきました。そこで見た光景は目に焼きつき現実を受け止める事が出来ない状態です。今まで住んでいた家や街、そして家族が一瞬のうちになくなり、ある場所では高さ30メート
ル以上まで海水が押し寄せていた状態でした。現地では物は散乱しており、臭いや、寒さも厳しくとても大変でした。これは現実であり立ち向かっていかなければいけません。現地の沢山の人と話しました。本来なら私が与えるべき事を現地の人の強さに勇気を貰いました。一人の力は微々たる力かも知れませんが、一人一人が力を合わせて日本中、世界中が一致団結して1日も早い復興を目指していけるように頑張りましょう。長々となってしまいましたが、この局面を乗り越えて行きましょう。そして、また日本国民が心の底から笑えるような日になる事を祈っています。

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