ガエルネブーツを取り扱うジャペックスで勤務される三石勲さんは、週末はエンデューロを愛する一人の男になる。
毎週の練習を欠かさず、ジョギングなど身体コンディションも整えてエンデューロに取り組む日々。
爺ヶ岳は土曜日のJEC・Cクラスでオンタイムレースに初挑戦。翌日曜日のJNCC・FUN GPにも参戦と、ダブルエントリーを果たした三石氏に、それぞれのレースの魅力をお聞きしたので、お伝えしたいと思います。




「100%、コースに負けました。1周目はリア空気圧0.6で出たんですが、ウッズ上りに苦戦しました。ここで大分体力を失いました。2周目はさらに空気を抜いたので無事登れたのですが…。モトクロッサー(KX250F)は、やはり水を吹きますね。周りにもキャッチタンク増設などを薦められていたのですが、やってこなかった。毎周水を足さなくてはいけなくて辛かったです(以降、コメントは全てレース後日談)」
1周目にタイム遅着した結果、マシンに取付けたタイムカードが意味をなさなくなり、混乱してしまったのだと言う。
「遅く着いた場合の対処方法もあったはず。遅れた時間は取り戻せないので、各スケジュールを20分ずつずらすべきだったんです。雨も降っていたし、テープ上のタイムカードも書き直しが出来なかった。やはりタイムマネージメントをしてくれる人がいないと辛いですね。

「今回は確かに厳しいコンディションで、リタイア扱いも多数出ましたが、これで基準(レベル)を下げたりはしてほしくないですね。今回のレースのレベルを体験して基準ができたので。難易度はそのままに、次も開催してほしいと思います。そして、やはり最後のデュアルレーンに進出してみたいですね」


うってかわって、翌日は壮快なコンディションをカッとんだ三石さんは、FUN GP FCクラス103台中見事32位でゴール。ちなみに、筆者宮崎は昨年FCクラスで転戦しましたが、1回のミスが大きく響くFUN GPで、半分より前でフィニッシュすることの難しさを体験しています。この膨大な(COMPより台数多い)のなかで、見事な好成績ですね!
「ウッズも快適に走ることができ、高原、スキー場のシチューエーションを満喫できました。終盤は轍ができたけど、全体的に爽快感たっぷりです。スタートは渋滞につかまり、60位くらい。2周目で30位くらいにあがることができたんです。やはり、毎週練習している成果か、最後の方でスパートかけて前の人を抜くこともできました。それと、自分の順位や前走者との差が表示される電光掲示板は、やる気でますね! 元気がでます」
最後に三石さんはそれぞれのレースの特徴をこう話す。
「オンタイムレースは誰と競っているのか分からなくなる。怠けたければ怠けられる。つまり自分との闘いです。クロスカントリーは、やはり相手と闘っていますね」
何かに真剣に取り組み、己と向き合い、闘う姿は、何か尊いものがある。きっと三石さんは、さらに自分を磨いて次のチャレンジへ向かうのだろう。
ダートスポーツは、エンデューロにまつわる様々な魅力を、色々な角度でお伝えしたいと思います。
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