2月28日-3月1日の大阪公演、3月7日-8日の東京公演が差しせまっている、大注目のナイトロ・サーカス ライブ。今回は、12月5日に開催されたアブダビ公演でT・パストラーナをキャッチ、その肉声をお届けしちゃうぞ!
Vol.1はコチラから。
PHOTO/courtesy of Nitro Circus
パストラーナがFMXを続ける理由
Q:危険で怪我が尽きないスポーツですが、それでも続ける理由は?
「なぜFMXを続けるのか…。色々な人によく聞かれるよ。自分も父親になり、妻もナイトロ・サーカス ライブのアスリートだけど『それでもなぜ続けるの?』と聞かれると、やっぱり『楽しみと誇りと情熱があるから』と答えているよ。その気持ちをいつか自分の娘にも伝えたいね」
Q:お守りやジンクスはある?
「お守りではないけど、自分の娘、Addyのことを想うよ」
Q:お客さんにどこを観てほしいですか?
「ショーとして観るのではなく、30人〜40人のライダーたちが、自分たちの極限までトライしているところを観てほしい。またショーによっては簡単に着地を決めて見せるときもあるし、一方でたくさん怪我人が出て危険なショーだなと思わせることもあるけど、常にお客さんに感じてほしいことは、やっぱりライダーたちの誇りと情熱だね。」
Q:日本公演でダブルバックフリップを見ることはできますか?
「自分は(ダブルバックフリップはもう)やらないけど、もっと若いライダーたちに任せているよ。彼らもそのレベルまで来ているからね!」
Q:今後あなたがアスリートとしてX-GAMESやRed Bull X-fightersなどの大会に出る可能性は?
「おそらくもう出ることはないと思うよ。このショー(ナイトロ・サーカス ライブ)で新しいことをやろうと思っているんだ。先日も自分の家に新しいランプを作って、NEWトリックを試したりしているよ。X-GAMESやX-fightersのような競技では“自分”をプッシュしなければならず、体を痛めつけなければならない。自分の中ではもう(出場することは)ないかな。ただ、新しいトリックや新しいランプを使ったトリックが、今後X-fightersで取り入れられる、ということはあるかもしれないね」
日本では特別に撮影の予定もある!?
Q:今後の『ナイトロ・サーカス ライブ』は?
「常に進化し続けたい。前のショーよりも次のショーをより良くしたい、と常に思っているんだ。スクーターや珍しい乗り物とか色々あるけど、新しいショーを作っていきたいね」
Q:日本で番組を撮影する予定があるそうですが、どういうものになるでしょうか?
「色々とあるんだけど、安全面を考慮したものをどこまでできるか今考えているよ(笑)」
Q:日本の観客については?
「日本のお客さんは熱狂的だよね。我々のショーがお客さんに情熱を伝え、我々がお客さんから情熱をもらう。『ナイトロ・サーカス ライブ』は台本があるようでないショーだからね」
Q:最後に日本公演への意気込みをどうぞ!
「本当に楽しみ!! 日本に行くのは初めてなんだ。オフシーズンに日本に行く計画を立てたこともあったんだけど、怪我をしたりして、結局行く機会を逃してしまって…。『ナイトロ・サーカス ライブ』のツアーで仲間たちと日本に行けるのが楽しみだし、とても待ち遠しいよ!」
Travis Pastrana
[トラビス・パストラーナ]
14歳でX-GAMESゴールド、さらにレースシーンにおいても全米アマチュア・モトクロス選手権を5回優勝、さらにネイションズでは最年少でア メリカ代表に。AMAナショナル125ccチャンピオンやスーパークロス125ccイーストタイトルなど、言わずと知れた”レジェンド”。先日のRed Bull Straight Rhythmでのキレのある走りやバックフリップも記憶に新しい
【※本記事はダートスポーツ2015年3月号にて掲載したものに加筆修正を加えたものです】
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