JNCC鈴蘭は、世界初がお目見えでした!
ご存知、YZ250Xの世界初デビュー、そして勝利でございます。鈴木健二への勝利者インタビューと共に、YZ250Xがどんなマシンかを語ってもらいました。
A(ANIMALHOUSE):YZ250Xは、どんな形で開発に携わっていますか?
鈴木健二:「昨年、最終戦こそYZ250FXで出ましたが、それまではずっとYZ250で出てましたよね。あれは開発の一環だったんです。09年にもYZ250をチョイスしていますが、2009年は完全なプライベート体制としてのチョイス。去年、YZ250Xを作ることが決まって、いろんなテストを実施できて、フィードバックされているものです。開発はヤマハの2スト専任の人や、僕の他にテストライダーが一人います」
A:ずばり、何がスゴイのでしょう?
鈴木:「エンジンですね。バルブタイミングも違うし、圧縮比も違います。シビアなキャンバーなどでも、しっかり路面に食いついてくれるくらい、扱いやすいですよ。下からボボボボといった感じでついてきてくれるけど、上まで回せば、きっちりパワーも出ています。高回転域での満足感は、外車にはなかなかないものだと思いますよ。これね、ジョシュア・コピンズも絶賛してます」
A:中古のYZ250を買ってモディファイするのではダメ?
鈴木:「個人では達成できないレベルで仕上がっていますよ。僕がYZ125でやっているような、個人レベルでできるようなモディファイではなく、しっかり手が入っています」
A:どのくらいのレベルの人向けといえるでしょうか。
鈴木:「中級者以上ですね。2スト250は、やっぱり初級者には難しいですね」
A:ということは、YZ250FXとは少しレンジが違う?
鈴木:「その通りです。YZ250FXはエンストしづらさとか、セルの楽さとかを狙っているんですが、こっちはもっとオールマイティです。YZ250FXはだらーっとマイルドに乗れるようにしていますが、YZ250Xは2ストの瞬発力を活かしたいので、開ければしっかりついてくるようにしました。YZ250のピーキーさを無くした感じです」
A:試乗会は?
鈴木:「JNCCのSUGOあたりで乗れるのではないでしょうか。ともかくこれは乗ってもらわないとわかりません、ぜひ乗ってみて下さい!」
鈴木健二車。わずか1週間前にYZ250Xでの参戦が決まったとかで、慣らしさえ終わっていない状況。モディファイもおこなっておらず、ビッグタンクと各部細かいパーツのみ変更されている。いつもはテクニクスでセッティングするサスペンションでさえ「今回だけはスタンダードで出たい」という意向で、なんらいじっていないとのこと。
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