昨日はレポートを書けませんでした。
なぜなら日本人参加者の荷物すべてを積んだトラックの問題で、ホテルに辿り着いたのが夜中の3:00くらいだったのです。
従って着替えも、工具もなく、夜明け前に起床してタイヤ交換などをおこなうハードな状況になりました。
昨日レポートできなかったLEG2はメーホンソンからメーソットまでの500kmの行程。
SSは132kmで、この地方特有のとてつもなく滑る路面との格闘でした。
ルートは簡単でしたが、とにかくどうしようもないほど滑ります。
こらえきれず、下り左コーナーでスリップしましたが、バイク、人間は問題なし。
無事ゴールしました。
SSのあとはリエゾン364kmという長丁場。しかもターゲットタイムが定められているので、途中休憩している時間はありません。
SS終わってもレースが続くみたいな感じです。JECの規模を大きくした感じでしょうか。
で、着替えて整備しようと思ったら、トラックが来ず。。。
睡眠不足、疲労困憊の状態で、本日のLEG3に突入するわけですが、
これがまた大変でした。
『ザ・ジャンクション地獄』でした。
路面はサンドやガレといったもので、かなり楽しいのですが、とにかく分岐が多くて、道に迷いまくりました。
初っ端から多くのライダーが迷い、多国籍ライダーで助け合ったりしながら進みます。
はぐれたり、単独になったり、また別のライダーと一緒になったり。。。。
私は序盤は韓国人ライダーと、今回3度目の出場となる石井進さんと共同で探し当てていったのですが、途中から見失い単独走行へ。ヤバイとおもって区間距離もリセットしながら進みますが、しかしそれでも迷いまくり、いつしか自分がどこにいるかも分からなくなりました。おまけに地元の警察官が、明らかに間違った方向を指して行けというので従うと、全然違う方向へ。これにやられた人が多かったようです。
江連さんいわく
「地元の警察は信用するな」
だそうです。
それでもなんとかフィニッシュ。
2位フィニッシュだった池町さんいわく
『道は必ずあるんです』。
こんな迷路でも、風景とマップの絵があっていなくても突き進んで行く才能は、世界でも屈指じゃないでしょうか。しかも集中するためにSS終了まで水を一滴も飲まなかったそうです。熱中症になるくらい暑かったのに、、、、、、、
とまあ、こんな感じでバイク、人間とも疲労困憊ですが、頑張ります!
明日もかなり細かい路面なので、迷う回数が少ない人が上位にいくはず。

赤土スリッピー路面が続きます。もう懲りた、、、

リエゾン350km長は、なかなか手強かったです。途中腹が減って携帯食食べました。

ハスクバーナFE450はノントラブルで順調です。まったくもって文句ありません!
伊藤さん、梶野さんも無事走り続けています。

HQ(ヘッドクオーター)には、すべての情報が集約されるので頻繁に見る必要があります。コマ図のキャンセルや修正もありますので注意!

今日ホテルの近くで洗車したら、150バーツもしましたが、ピッカピッカに磨いてくれました。気分いいですね、やっぱり。

サービスエリアではジャパンサポート隊や中央自動車大学校の方が、心強いサポートをしてくれます。ありがたいです!
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