こちらは、R・ファリアのハスクバーナファクトリーマシン。これまではAMAだけでしたが、今季より、ロックスターハスクバーナファクトリーレーシングが、グローバルに展開することになり、ラリーチームはデビューと同時にロックスターのメインスポンサーを手に入れました。
王者KTMチームの敵は、ハスクバーナといっても過言ではありません。特にエンデューロ由来のPレネは強豪ですよね。
ハスクバーナのファクトリーマシンは、ほとんどスタンダードとは違うとのこと。エンジンは、オーストリアのファクトリーサービスで組み立てられたものが支給されており、内部もスタンダードとはまったく違います。CDIやEFIも異なることから、おそらくエンジンフィーリングは別物になっていると想像されます。ただし、各部ストロークなどのスペック数値はスタンダードと変わらないとのこと。
フロントサスペンションは、52mmのおなじみWPファクトリーサスペンションが奢られ、リアサスペンションもファクトリー専用。キャリパーにもファクトリー専用が与えられているあたり、KTMやハスクバーナのモトクロス・エンデューロのベーシックファクトリーパッケージを踏襲していると言えるかもしれません。
メカニックの語るところ最大のポイントは、この補強パイプ。スタンダードにもあるパイプですが、ここだけ素材を置換しておりスタンダード比で剛性を上げているとのこと。
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特設2016ダカール速報チーム。現地に飛んでいるEnduro.J稲垣と、アーカイブを交えた原稿起こしを担当するビッグタンクマガジン春木のコンビが、2016年のダカールを斬ります!
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