とかく、極悪を極めた路面であった、今回の広島です。そんな中でも、苦にせず走っていたライダーは、鈴木健二、渡辺学、小林雅裕、矢野和都、それに熊本悠太といったところでしょうか。本人達にとってもツライのはたしかだったようですが…。
繰り返し言われていることですが、マディ攻略法の原則は、できるだけ動作を少なくすることです。特に、石井正美は常にそのような走り方をするために、GASGAS時代は必ず300ccを選んでいたと言います。直線をつなぎ、コーナーは1カ所で曲がる、というラインです。上の鈴木健二はまさしくそのような形。このセクションはテージャス山のヒルクライムで、見ての通り最悪ですね。できるだけスピードを高く保って進入し、クリッピングポイントで一気に向きを変えています。なるべくマシンを寝かせる時間が少ないように丁寧に曲がります。
また、弊誌では過去に鈴木健二のマディ特集を数回組んでいますが、最大の名言は「滑るなら滑らせろ!」でしょう。
いろんな意味を含んでいるところがまさに至言! 積極的に滑らせることで向きを変えること(もちろん、グリップが回復するという確約がある場合、先に調子のいいレーンがあるとか、バンクがあるとか)。それと、滑る限界を早めに知るということだったと思います。
それに、イクイップメントをちゃんと揃えることは大事ですね。ゴーグルに関しては、ライダーによって考え方が別れるようですね。過去にやはり過酷なマディになったパワーエンデューロにおいて、単独アイアンマンで優勝を飾った原田健司はゴーグルはいくつも用意することはないそうです。どうせ外すからだとか。池田智泰は、複数用意してレースに臨みます。小池田猛もそのとおりでした。
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