全日本エンデューロ選手権 第2戦 阪下大会が、いよいよ7月27日開催されます。
関西初開催のエンデューロ選手権、全国大会。今大会のキーワード、私は「みんなの」という言葉だと思っています。
まず、「みんなの」吉川和宏選手!
今回のコースディレクター、現役IAライダー吉川選手は言うまでもなく、国内の選手権や海外のISDEに参戦など、国内外のエンデューロを知りつくしたライダーですが、私たち地元のEDライダーのために非常に気さくに接してくれる、あまりにも身近な存在です。
そんな吉川選手が、耳にタコができるほど繰り返し口にされていた「オンタイムEDを関西でも普及したい! 広めたい!」という願い。地元EDレースやJECライツ等、これまで何年もかけてコツコツと活動を広げ、ついに今回それが実を結び、関西初の全国大会開催となりました。
私、てんちょも、吉川さんのよく言われる「いける、いける」「大丈夫、大丈夫」のノリで、2年前の日高大会に参戦。十数年ぶりのオンタイムエンデューロへ参戦復帰をしました。その後も吉川さんには準備段階から色々とアドバイスを頂いて全国大会に出場し始め、気が付けば今年はフル参戦する勢いです。
そうやってオンタイムの魅力がじわじわと伝染し、昨年の夕張大会では「チーム関西」として、ショップやチームの枠を超え、関西勢が10名で参戦しました。こういった繋がりも、吉川選手の人柄があってこそのものだと実感しています。そんな「みんなの」吉川さんがプロデュースする「全国大会」。関西人としては期待せずにはいられません!!
次に、「みんなの」阪下!
関西最大級の常設エンデューロ&モトクロスコースは全国的にみても珍しい、「駅近」! スタートから長く伸びるエンデューロコースのストレートや、モトクロス中段へ飛ぶジャンプのバックには、地元の河内長野市住宅街の景色が広がります。
土質に恵まれ、広場も点在。コンパクトな中にも、モトクロス、エンデューロの要素がギュッと詰まった、オフロードコースです。関西では、「オフロードバイクを買ったらまず阪下へ!」と教わったライダーも多いはず!?
そんな「みんなの」阪下に、全国大会がやってくる! と思うと、やはり出場! もしくは、トップライダーの走りをこの目で直接見に行ってみるべきでしょう! 特筆すべきは大会最後の「エンデューロクロス」。どんなセクションが作られるのか、これから楽しみでたまりません。
また、先日のアクションエンデューロ第2戦では、今大会に向け、新規開拓ルートも生まれました。
普段慣れ親しんだ阪下がどんな風にイジられるのかも、大きな楽しみの一つです。
「いつもの阪下とちゃうやん!」「新鮮やったわ!!」と、地元ライダーとしてはその「驚き」にも期待・大! です。
最後に、「みんなの」オフィスアクション!
関西エンデューロ界のドン、だいまおーこと奥村善武氏率いる「オフィスアクション」スタッフ陣も忘れてはなりません。
ここのスタッフ陣は、各々がエンデューロ経験豊富なことはもちろん、関西にオンタイムエンデューロを導入するにあたり、自らが選手として北海道・夕張エンデューロに参戦したり、各JECイベントに参戦・協力・見学におもむき、十二分に研修を重ねている猛者達です。毎年12月に開催されるアクションエンデューロ最終戦・通称「丸太祭り」では、名物「丸太セクション」「パンダセクション」を生んだ伝説も(笑)!
常に笑いを忘れず、その分やる時は「絶対に」やり遂げる!
そんな本気のスタッフだからこそ、この全国大会への意気込みは、半端なものではありません。
長くなりましたが、こういった要素が集まり、今大会は、
・ベテラン勢には、あっ!と驚く「新鮮さ」
・そしてビギナー勢にはスッ!と入っていける「親しみやすさ」
…を盛り込んだ、これまでにない「新しい全国大会」になることでしょう。
「いける!いける!」の吉川選手は、大きなプレッシャーにもかかわらず、深刻なオーラは一切出しておられませんが、きっと眠れなほどに悩んでおられるはず! 中身の濃い、面白みのあるレースを企画・運営してゆくのは本当に大変ですが、きっとやり遂げて素晴らしい大会になります!「大丈夫、大丈夫!」
心より成功を祈願しております。
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