Sea To Skyへの準備も少しずつ進んでいる田中太一に独占インタビュー。まずは、目標を聞いてみました。
「エルズベルグで完走できなかった悔しさはもちろんあります。それも加味して、今回はともかく表彰台を狙いたい。それも、3日間のどこかで狙いたい、というイメージでいます。
Sea To Skyは、ハードエンデューロ専門のライダーばかりですから、たとえば1日目のビーチレースでも勝機はあると思うんですよね。今、僕が身につけているスピードは、モトクロスIAとほぼ同レベルまで来ていますし、トルコに行くと決めてからサンドの練習をかなり多めにこなしていますから。
何度か言っていますが、僕は専門でライダーやれてるような連中の練習量には物理的にはかなわない。普段は仕事してますしね、そのなかで成績を残そうと思ったら、成長率を伸ばすしか方法がない。幸い僕は、トライアル時代から成長率には定評があってですね、これはカート・キャッセリにも言われていることなんです。おまえは練習の時は全然ダメやけど、本番までに短い時間であげてくるよなってね。人の走りを見て盗む能力っていうんですかね。
だから、トルコでも現場でどれだけスピーディに順応できるかどうか、が鍵。まぁ、エルズベルグでもそうでしたけど、しっかり準備していくよりも、大きく構えていきなりぶっつけで慣れていく方が僕には向いてますから、このトルコは期待しててくださいよ」
とのこと。無論、最終的には最終日のオリンポス山で表彰台に立ちたいところ。気合いは十分にノッてます!
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