G-NET Rd.2謎の54歳優勝者を探る vol.4 「3年はG-NETを戦いたい」

15分の休息と駆け引き、戦っていた伊藤さん 伊藤さんは、斑尾の1周目、ほぼ全員を追い越したけれど、途中で二人に追い抜かれてしまいます。しかし「冷たい汗出るダウンヒル」を制御不能かと思うようなスピードで、まるでロードレースマシンの様なバンク角と共に、一気に二人を抜き去りました。このときSHINKOタイヤの性能にかなり助けられたとか。 SHINKOタイヤの開発メンバーの面目躍如といったところでしょうか。 ただ、一周目を一気に走破したため、体力のコントロールが不能になってしまい、パドックで体力とマシンの回復に15分弱かかってしまいます。その後はかなり焦るレース展開になってしまったそうです。これは今後の課題…

G-NET謎の54歳優勝者を探る vol.3 狙ったのは、前半のスピードと後半の走破性

トップで、奥のヒルにたどりつくには 今回の準備ですが、マシンに関しても多岐にわたり… ・・エンジン ・クラッチ ・ステップ ・ハンドル ・Fサスペンション ・Rサスペンション ・ブレーキ ・シートの形状 ・フェンダー・ギヤ比率 ・リカバリーフック ・グリップ ・ニーグリップ ・上半身のポジショニング ・チェンジペダル ・ラジエターガード ・泥はね防止対策 ・元気にしてくれるLED(リアフェンダーあたりに装着。後続のライダーに元気を与えるとのことです) ・燃費消費量 ・そして当然タイヤのチョイス(実はSHINKOタイヤも数種類チューブかムースかも試されています) これらを試行錯誤されました。 そしてライディングに関しても、 ・3時間持続可能…

G-NET謎の54歳優勝者を探る vol.2 上福浦さんの復活劇

上福浦さんの復活 2008年に一年間国際B級で全日本に全戦エントリーし、ランキング2位で2009年国際A級に昇格。まだまだトライアルの腕前は衰えていませんでした。 最近では、先日の全日本トライアルのオープントロフィークラスで、今回のマシンにトライアルタイヤを履かせて優勝。このマシンでIBと同じセクションを走れたことは、まさに驚異なのですが、決しておちゃらけではなく、このマシンの性能テストのためだったとか。全ては斑尾で勝つためだったというわけです。 さて、今回の斑尾ですが、いきなりの優勝でこの経歴「やっぱりトライアルライダーは上手いね」と思われた方が大半でしょう。 しかし、伊藤さん実は2013年から今ま…

varme.trycross01って何者? G-NET Rd.2謎の54歳優勝者を探る vol.1

varme.trycross01 って誰? varme.TCB27/270cc ってどんなバイク? 今回のG-NET Rd.2(CGC斑尾)のエントリーリストに、名前が英語で変なマシン名があった事に気づいた人は、けっこういたかも知れません。 レースが始まってすぐに「あのゼッケン31って誰?」という声が、あちらこちらで起こるようになりました。常勝の高橋博がマシントラブルで陥落したこともありますが、他のシングルゼッケンのトップライダーが、誰もこの31番に追いつけない。終わってみれば2位を10分以上引き離す結果で優勝。一躍「ミスターX」みたいな存在になってしまいましたね。 本名は伊藤明夫(旧姓上福浦)。ある年代…