ダートスポーツ

関西の気になる新ED

弊誌エンデューロ人でも紹介済の、兵庫の仕掛け人「総帥」こと尾仲氏の仲間達が兵庫県三木アネックスパークで新シリーズを立ち上げることが話題になっています(尾仲氏は広報のようですね)。総帥には、このことに関して原稿を依頼していますが、なかなか書いてもらえないので、ダートスポーツで書くことにしました。  さて、こちら新シリーズGERO’S GATEは、イタリアの伝統あるハードエンデューロ『ヘルズゲート』からもじったもの。三木アネックスパークといえば、アクションサバイバルでも有名ですね。コンパクトな敷地ながら、起伏の激しい同コースは、過去には名門チームハマーの修行場でもありました。その辺の苦し…

85cc用S30スポーク発売

モトクロッサーをエンデュランサー化する際に、18インチへ換装したり、少し放置ぎみのバイクをリフレッシュしたり…。ホイールを組み直すことは少し高嶺の花だったけれど、昨今ではZ-WHEELの充実でだいぶラクになりましたね。一度自分のマシンに関して見てもらえるとわかると思いますが、特にモトクロスだけでなくフリーライディングやエンデューロ・クロカンをする人には、最高にやりやすい環境にあります。昔はスポークの対応調べたりとか、個人ではちょっと手に負えない部分が多かったように思います。 さて、そんなZ-WHEELですが、このたびミニモト用のスポークラインナップが充実したのをご存じでしょうか。「場所もあんまり…

世界へ届け、日本のハードED

G-NET JAPANでは、グローバルな活動を目指してプロモーションビデオを公開。GEKKO-ONEのムービーも異例なビュー数を誇っており、ご存じ田中太一はハードED界で名が通っています。日本で世界的なエンデューロがでてきても、これはなんらおかしくないと考えた方がいいでしょう。 海外ライダーとのレベル差や、レース文化、社会的風土などの違いから、日本でこういった活動をすることはあまり考えられてきませんでしたが、実際はヘルズゲートやルメザーネのあるイタリアも、フィールドにありあふれているわけではありません。彼らはある程度イリーガルなことを承知しながら山で遊んだりもしてきましたし、それらがコンプライアン…

EWCフィンランドGP、ベリーノ今季初優勝

6月14日、15日のEWCスウェーデンGP。 E1クラスでは、DAY1で1位を飾ったC・ナンボタンだが、DAY2をリードするもエクストリームテストで痛恨のミス、E・レメスに1位を奪回されてしまう。DAY1の3位はJ・タルーが獲得。DAY2ではC・ゲレーロが3位だった。 E3クラスではM・ベリーノが今季初優勝。DAY1でM・フィリップスの後塵を拝したベリーノは、DAY2での最初の4つのスペシャルテストで最速ラップを記録し、勝利を上げた。初日11位だったM・セイストラも初日のフラストレーションを昇華させ、ベリーノ、フィリップスに割り込み2位を獲得。フィリップスは3位となった。 E2クラスDAY1では前戦…

カイローリ、ホームのイタリアでピンピン

6月15日MXGP Rd10イタリア戦、ホームでの観衆の視線はカイローリに集中したようだ。カイローリは今回完璧なパフォーマンスで1/1位とパーフェクトウィン。J・ファンフォルベークもまた好調だったが、カイローリには及ばず2/2位。総合3位はK・ストライボス、4位はC・デサール。レース1で5位をマークしたE・ボブリシェフはレース2の3コーナーで負傷。左脛骨と腓骨を骨折。病院へ搬送された。 MX2もJ・ハーリングスが前回に引き続きパーフェクトウィン。GPでの40勝目を記録した。J・タキシーは3/3位で総合2位。A・トナスはレース1で安定したパフォーマンスを見せるも、レース2でのスタートに失敗ジャンプも…
ダートスポーツ

JS7、バゲット、パーフェクトウィン

6月14日ペンシルバニアでのAMAモトクロス選手権、第4戦。450クラスではJ・スチュワートが、250クラスではB・バゲットが華麗な勝利をあげた。 450クラス、モト1ではスタートでC・リードが先陣を切り、スチュワート、それを追うT・カナード、R・ダンジー、K・ロクスンと続いた。1周を終える前にスチュワートがリードをパス。2番手以降に4秒以上の差をつけて、チェッカーフラッグを受けた。2位争いは、カナード、ダンジー、ロクスンで展開。これら3選手はリードをパス、その後抜きつ抜かれつの競演を繰り広げた。最終的に2位ダンジー、3位ロクスン、4位カナードとなり、リードは5位。 モト2でもスチュワートは好スタ…

270mmブレーキローター、新発売

Team Two Two Motorosports、つまりはC・リードも使用しているBRAKING社のオーバーサイズローターキット2種が新発売。どちらもモトクロス、エンデューロのために開発、対応車種もレーサーに限られる。2種の違いはフローティング方式で、NEWバットフライオーバーサイズローターキットは6ピン。 ブレーキを多用するようなコースであれば、ブレーキの性能は放熱性に集中される。MTBのブレーキがもっっとも顕著な例で、放熱性を向上させるかわりに摩擦係数やブレーキパワーを増加させる傾向にある。 こちらのオーバーサイズはどちらも270mm。制動性を上げているかわりにフローティングマウントで放熱性を確保…

話題の「ビブラム」フレームガード、最新報!

2014ダカールラリーでHRCが使用、一気に話題になったフレームガードがこちら、ビブラム社製のものです。フレームガードといえば、アルミやカーボンのものが主流でした。それはそれでカッコイイわけですが、もっとスリムにスマートに、テープのように貼れたら…そんな要望にお応えしたというわけ。 ビブラム社、はご存じの方もおおいでしょう。シューズソールでは、おそらく世界でもっとも有名、ガエルネのブーツにも採用されています。元々、オフロードバイクとの親和性が高かったわけですが、「我が社の耐久性抜群のソールコンパウンドをフレームガードとして使ったらどうじゃろか」と思ったか思わずか知るところではありませんが、とにか…

画期的リアサスのスタートデバイス、まもなく!? 

ホールショットデバイス、スタートデバイス、様々な呼び名がありますが、モトクロスでは特にいまや当然の装備。フロントサスだけに飽き足らず、電子制御まで盛り込んじゃうメーカーさんもいるほどです。 従前より使われているフロントサス用のものは、基本はフロントアップを押さえ込むためにフロントサスをスタートの時だけ縮めたままにするもの。前傾の姿勢にもなるので、トラクションに貢献することは間違いありません。しかし、今回紹介しているのはリアサスペンション用のものです。 実は、このリアサス用のもの、すでに5年以上前にKYBなどからファクトリー向けに供給されていました。弊誌においても、ウラバトルのページなどで何度か掲載…

JNCC Rd.4鈴蘭 vol.2 それぞれの前夜、クロンバッハ

今年の夜のお楽しみと言えば、こちら。KTM・ハスクバーナがコラボレーションしているクロンバッハビールです。KTM(ハスクバーナ)、eniオイルのユーザーには特別価格で。そうでなくとも500円でクロンバッハの生が飲めてしまうというシロモノ。このクロンバッハ、オクトーバーフェストなんかじゃ1000円オーバー。とてもおいしいです。海外取材ではビールばかり飲んでいて、つい先日もエルズベルグでしこたまオーストリアのヴァイツェンを流し込んできたアニマルハウスの中の人も、とっても好きです。 こちらは、毎戦16:00にビールを開栓。昭和貿易の方々が焼いて下さる焼き鳥なども、食べられるかも知れません。もしかすると…

EWCフィンランド、レムスVSナンボタン

6月7日、8日開催のEWCフィンランドGP、E1クラスのDAY1ではC・ナンボタンが序盤を制するも、E・レムスとの激しい首位争いの末、ホームでの1位をレメスが勝ち取った。DAY2ではナンボタンが1周目でレムスからリードを奪い、終始首位をマーク。レムスは2位に甘んじた。C・ゲレロは両日共に堅実な走りを見せ、3位となっている。 E2クラスではDAY1でA・メオがクラッシュにより負傷、サルヴィーニと2位を争ったが棄権。ピエール・A・レネが1位。DAY2はJ・オベールが首位をマークするもクラッシュした隙をつき、レネが1位を奪取。A・サルビーニは2/3位。MXGPから転向のJ・バラガンは9/5位と健闘した…