Enduro GPスピンオフPart.2 イタ飯編

ダートスポーツ8月号で掲載中のEnduro GP Italy。今回はせっかく食の宝庫、イタリアに行ったのでご飯を紹介。 ローマ空港から、なぜかこの方をレンタカーに同行させることに。知っている人は驚きます、スペインのエンデューロトップライダー、ミキ・アルパさん。レンタカーを借りるためにカウンター前に並んでいると、後ろにミキさん。ああ、関係者なんだなと思って立ち話してました。「日本にも行っているよ」「これはトライアルの日本GPの写真だよ」など、スマホの写真を見せてもらい、「あれっ、かなり深い関係者かも」と思い始める僕。さらにGASGASチームのマネージャーをしていることを聞き、「先日三上さんがローンチに…

Enduro GPスピンオフPart.1 パドック周遊編

ダートスポーツ8月号で掲載中のEnduro GP Italy。未使用カットを中心に番外篇をレポートします。   会場のスポレートは、いわゆる城下町。パドックからはスポレート城が遠望できます。この街を少し外れたところ、といっても金曜日のスーパーテストは街のグラウンドを使用しての開催ですから、多くのギャラリー、市民がこのイベントの存在を強く意識したウィークエンドだったと思います。 街に降りて夕食を食べた先のレストランのオーナーは、息子がライダーということもあり、会話もバイクの話へ。MotoGPのバレンチーノ・ロッシの負傷(当時の)の話題まで出て、「ここはイタリアだ!」と強く認識しました。  …

ダートスポーツ8月号未使用カットシリーズ

ダートスポーツ8月号 未使用カットシリーズ。   みなさま、ダートスポーツ8月号はもうご覧になられましたでしょうか? リッキー・カーマイケルライテク特集、いかがだったでしょうか? ぜひ読者プレゼント応募用紙にご意見をいただければと思います!   さて、今回の未使用カットはリッキーのスクラブシーンから。 通常雑誌の表紙写真を決める際は、内容、構図、精度、そして本誌ロゴとの相性など、いろいろな要素を考慮します。 そのなかで未使用となったこの写真。 いや、キレてますね〜! 山羊のヒップポイントがいかしてます。 2004年の自宅ライテク取材時にもウイップを披露してくれましたが、現役を離れ長いのに、このキ…

挑戦しなければ見れない世界がある! AXCR締め切り迫る

  年々二輪参加者が増加中の注目ラリー『アジアクロスカントリーラリー(AXCR)』。 いよいよエントリー締め切りが6月16日(金)と、迫ってきております。 まだエントリーされていない方、参加するか迷っている方、「海外のラリーは不安」という方、「ラリーには関心があるけど、色々わからないし、お金もかかりそう」という方、ぜひ初の国際ラリー体験としてAXCRをご検討してみてください。また他のラリーに参戦している方にも、もちろんオススメです。 というのも、私宮崎もラリーの経験ゼロ、トリップメーターとマップホルダーの使い方をスタート直前に教わった(良い子の皆さんは真似しないでくださいw)くらいでしたが、…

Feel the Roots. 【そして大神智樹はイタリアへ行く! Part5】

容赦なく立ちはだかった世界の壁。 しかしTOMOKIはイタリア人の心を掴んだ!   いよいよ本格スタートしたENDURO GP。 セレモニー的なスタートはイキの良いMCが、 「オッタントットー(イタリア語で88の意味。今回のゼッケンナンバー)、トモキ〜オオガミ〜。ジャポネーゼ!」と盛り上げていました。 昨日からMCに連呼されています! 1周2時間以上かけるコースを3周するGPクラスと、大神君の参戦するE2クラス。スタートからタイムチェック1(TC1)までのルートが、実はヤバカった。 ここは周回ごとに規定時間が25分、24分、23分と縮まっていくのですが、実に日本でいうハードエンデューロ級の難所だったの…

Feel the Roots. 【そして大神智樹はイタリアへ行く! Part4】

大観衆。緊張。自信と課題。 スーパーテストを終了。 金曜日は受付、車検のちにパルクフェルメ(車両保管)に車両を入れて、ライダーブリーフィング、そして夕方からサッカー場を使用したスーパーテストが開催。 まずは昨日の下見を終えた大神君は、 「エクストリームテストは、気持ちも必要ですね。トライアルの経験で考えても、IBではなかなか経験できないレベルですね。ヒルクライムもあんなに連続ではありませんし。マインダーもいないですしね。 このGPの会場はみんなフレンドリーです。壁がないというか、チームとかメーカー関係なく、コミュニケーションしやすいです。お祭りのような感じ。居心地はめちゃくちゃいいですね。 GPのトップラ…

ダートスポーツ7月号未使用カットシリーズ

  ダートスポーツ7月号で掲載中の全日本モトクロスライダーのヘルメット図鑑。 取材班がモトクロス会場でどうやって撮影しているかという絵がコチラ。 1BOXの荷台に簡易スタジオを製作、ストロボを当てて撮影しております。 世界中を見ても、オリジナルペイントヘルメットをこれだけ多くのライダーが集まるのは全日本モトクロスだけですよね。それぞれ、ペインターの職人技術が凝縮されていますので、ぜひ誌面でじっくり見てください。 この企画は次号8月号でも続編を掲載しますのでお楽しみに!   ダートスポーツ7月号は絶賛発売中!…

Feel the Roots. 【そして大神智樹はイタリアへ行く! Part3】

初日から驚きの連続。 本日は現地の木曜日、ほとんどのライダーが到着していて、テストトラックでの試走に余念がありません。我々も無事現地に入り、イタリアンハスクバーナメカニックのニコラスさんと、貸与されるマシンFE250とご対面。 リストに名前を発見して一安心   グラストラックの試走で、すでに周りは超一流のライダーが素晴らしい走りを見せていますが、大神君も順調にセットアップを施していき、コーナリングが決まるようになってきました。 偶然にもローマ空港のレンタカー待ちでGASGASのマネージャーと仲良くなり、一緒に会場入り。MXグランプリでSUGOでも走ったジョナサン・バラガン選手にも出会えました。…

Feel the Roots. 【そして大神智樹はイタリアへ行く! Part2】

出国前日、大神は何を想う? さて、今回は大神智樹君とともに、ハスクバーナ東名横浜の大崎徹店長、Enduro.Jの稲垣氏、そして私もプライベートでサポート&取材でイタリアに行ってきます。 大神君本人のショートインタビューをお送りします。 ●エンデューロに取り組んだきっかけと理由 「2015年のJEC最終戦SUGO2デイズエンデューロに出た事がきっかけでした。モトクロス的な面、トライアル的な面。両方の顔を持っている競技でとても楽しかったです。この経験によってエンデューロという競技にときめいてしまったからです」   ●エンデューロを始めたばかりの時に苦労した事。トライアルが役立つと感じたところ…

Feel the Roots. 【そして大神智樹はイタリアへ行く! Part1】

大神智樹とは何者か。     ルーツをヨーロッパに持つエンデューロの、世界最高峰のレースがEWC(エンデューロ世界選手権)です。60年代からFIM統括のヨーロッパにおけるエンデューロ選手権は開催されていましたが、1990年に世界選手権として稼働。90年代のオフロードバイク雑誌を読んでいた方には「ポール・エドモンソン」「カリ・ティアイネン」「ジョバンニ・サラ」らが活躍したレースといえば解りやすいでしょうか。 その後もユハ・サルミネン、ステファン・メリマン、マリオ・リナルディ、アンダース・エリクソン、ミカ・アオラなど数々のレジェンドを排出。近年ではアントワン・メオ、マシュー・フィリップ…

目指せアユタヤ! AXCRエントリー受付中!

ゴールは間近。2000km走破すると、自然に安堵と笑顔がこぼれます。(2016 AXCRより)   本誌宮崎も3年連続参戦完走し、年々世界はもちろん日本人参加ライダーが増加中の『アジアクロスカントリーラリー(通称AXCR)』。 今年も宮崎はMOTOクラスに参加しながらレポートしていきます。 現在エントリー受付中 6月16日(金) エントリー締め切りです。   FIM公認の本格ラリーで、スウェーデンのトップラリーストも毎年大勢で参戦するなど、内容は国際的に認められる充実さ。参加しやすいエントリーフィー、アジアのロケーションの素晴らしさ、毎日しっかりしたホテルで食事、宿泊が可能、地元の人たちの…