JEC開幕戦、事前インタビュー集! 釘村忠はCRFで参戦

明日、5月18日に開催されるJEC開幕戦、広島大会。テージャスランチは、明日は晴れの予報。5月ながら、熱中症さえ予想されるほど。こちらには直前インタビュームービーを掲載! team TARGETより、CRF250R(2013年式)にライドする釘村忠。MVアグスタ広報である釘村は、過去ヤマハファクトリー、カワサキファクトリーに在籍していた経歴がある。ホンダに乗るのは初めて。昨年はスポット参戦にとどまったが、その実力はまさしく一級品、この男がチャンピオンを狙うと言ったら、もう逃さない! ディフェンディングチャンピオン、内山裕太郎。昨年はISDEにもクラブチーム参戦、最近ではルーフオブアフリカへの参戦を発…

勝谷武史はヒールかヒーローか

「目標が違うのが大きいかな」   悔しいライダーも多いだろうが、今IA2の話題は勝谷武史で持ち切りだ。「ここ数年続いていた、若手の実力均衡のレースが面白くなくなるのでは?」という開幕当初の危惧はもう、ない。むしろ「今年中に勝谷を倒せるのか?」「勝谷にあって、今の若手ライダーに足りないものは?」「海外のレベルに届くには?」。テーマはもっと深くなってきている。それを、今の日本のモトクロス全体に勝谷武史が突きつけたように思う。あえてヒール役を買って出てまで…。 IA1以上のタイムを叩き出し、圧倒的な勝利を見せた第3戦広島のレース後のインタビューをお届けしよう。   DS:広島のレースを振り…

太一×ERZ全力月間! vol.4 〜そうだタイチくんに聞いてみよう〜

昨日、特集を一部お見せしましたが、今回はそこに掲載された「そうだタイチくんに聞いてみよう」。未掲載のものも、お送りします! Taichi’s Voice 〜そうだ、タイチくんに聞いてみよう〜 田中太一の引き出しは、思った以上に多い。そのすごさは、トライアルだけにおさまらないところだ。今回は、そのほんの一部を切り取ってみた。哲学から、ライテク、セッティングまでいろいろとためになることばかり! 「絶大な信頼がおけるのは、テック10」 しっかりとエンデューロに取り組むようになってから、田中太一はブーツを換えた。それまでは動きやすさを重視したものの、現在のベストはアルパインスターのなかでも最もホールド…

ED&Rally Topics from BTM vol.1 EWCのジョナサン・バラガン

モトクロス世界選手権のMX1で活躍(2008年は自己最高位のランキング4位)後、今年からSpain Husqvarnaの契約ライダーとしてエンデューロに転向しているジョナサン・バラガンの近況。今季は、基本的にはスペイン国内のエンデューロ選手権をフォローする予定だが、FIMエンデューロ世界選手権にも開幕戦から出場。モトクロスとの違いに戸惑いながらも、強豪に混じって善戦中だ。エンデューロ世界選手権は、2日間連続開催の2ラウンド制。開幕のスペインでは2日目に4位、続くポルトガルでは5位、R5/6のギリシャでも2日目に4位と、周囲だけではなく本人も驚くほどの好成績。バラガンが参戦しているのは、2ストロー…

太一×ERZ全力月間! vol.2 〜2011年、驚愕の鈴木健二越え〜

大好評のシリーズ、エルズベルグロデオに向けた田中太一全力月間です。vol.2は、これも伝説。2011年、田中はカート・キャッセリの元で修行を積みました。スピードという武器を手に入れた田中はみごとエルズベルグの予選を成功。「そうはいっても、そこまで速くはないでしょう?」という見方が大半だった、その年のSUGO2デイズエンデューロで、エンデューロファンは完全に田中に釘付けになりました。誰もが倒せなかった鈴木健二を、本当に正面からぶちあたって倒せる人間が、モトクロス上がり以外にあらわれたとは…。大きな事件だったんです。  エルズベルグロデオから帰ってのち、田中太一はSUGO2デイズエンデューロで鈴木…

太一×ERZ全力月間! vol.3 〜そのスピードのヒミツは〜

あまりにSUGO2デイズエンデューロの結果に面食らった編集部は、田中太一の成長のヒミツを探ろうとしました。幻になってしまいましたが、この号は表紙から田中太一を予定していました。特集、田中太一のヒミツ、全部掲載するのもまどろっこしいのでほんの一部だけ。ぜひバックナンバーを購入して、誌面でご覧下さい! 速さの秘密を探る  SUGO2デイズで見せた、今までありえなかったスピードの成長度。鈴木健二とのテクニック・素ピードの距離を正確に把握し、「これならいける」というところまで高めて、実際に鈴木健二を倒して見せた。モトクロスでいうなら、成田亮をいきなりスポット参戦で倒したくらいの衝撃度だ。  それが、なぜ…

イシゲ・コメンタリーvol.2 ISDEに理想のトロフィーチームを送り込むとしたら

TOMOYASU IKEDA 池田智泰 1972年生まれ、42歳。2009年JECチャンピオン、2010ISDEメキシコ・2007年ISDEチリ・2006年ISDEニュージーランドにワールドトロフィーとして参加。JECプロモーションに従事した経験も持つ。2013年8月12日ラリーモンゴリア120km前後で、クラッシュして約1カ月意識不明、その後意識戻るも、約7カ月の長期入院生活を経て、現在退院 ※「イシゲコラム」はfrmですでに使用されていましたね、しつれいしました。今回より改題です! 本当に応援したくなるISDEトロフィーチーム結成! となると…。 もし実現出来たら、いったいどれだけの人の心と財布(お金…

SEVEN岡野、IA2の台風の目となるか

2戦連続の表彰台、米トレーニングの効果発揮 昨年はスズキファクトリーTeam SUZUKIに抜擢されるも、前半戦のSUGOでケガに見舞われ苦しいシーズンとなった岡野聖(おかのたかし)。今季そのシートは移籍してきた竹中純矢の手に渡り、岡野自身は「Team SRM with マウンテンライダーズ」から出走。しかし走りは、関東と広島、2戦連続の表彰台と好調。そのワケを広島のレース後に聞いてみた。   DS:広島のヒート1では2位に入りましたね。おめでとうございます。 「ありがとうございます。んー、でもあんまり嬉しくはないですね。トップの勝谷さんにあれだけ離されたらやっぱり勝負にならないし、レースやってる以…

太一×ERZ全力月間! vol.1 〜2011年のエルズベルグ〜

6月1日、いよいよ最後のエルズベルグを迎える田中太一。まずは、本誌で掲載してきた田中太一に関する記事を、振り返ってみましょう。まず一発目は、2011年のエルズベルグレポートより。  世界一過酷なエンデューロであるエルズベルグロデオが6月23〜26日に開催。会場は、オーストリアのアイゼンナーツ。鉱山の町を舞台に繰り広げられるエクストリームエンデューロの代名詞で、そのメインイベントであるレッドブル・ヘアスクランブルは、なんとプロローグ(予選レースで、ハイスピードセクションが用意される)で1500人を超えるライダーを集める。  500人の予選通過者を決めるため、エルズベルグのプロローグは2日間にわた…

Red Bull OSAKA「キッズ記者」はこの2人に決定!!

  PHOTO/Predrag Vuckovic©Red Bull Content Pool 本ホームページにて募集していた、5月24〜25日に大阪城で開催されるRed Bull X-Fightersでのキッズ記者に関しまして、厳正な審査の結果、一緒に取材をしてもらう2人が決定しました。以下に発表します! 熱い想いを持ったたくさんのキッズから応募がありました。残念ながら今回は選ばれなかったキッズ達も、ぜひ一緒にRed Bull X-Fighters OSAKAを楽しみましょう! 「キッズ記者」の記事は、本サイトや6月24日発売のダートスポーツ8月号、ダートスポーツMOVIEなどで掲載予定。お楽しみに!…

リベンジ、ルーフ!+内山裕太郎 2/3 〜あの伝説の2013を振り返る〜

なんと、今年もあのルーフオブアフリカに参戦することを発表してしまった、森耕輔・西森裕一。そして、この二人に加えて今年は内山裕太郎も参戦をするとのこと。SNS界隈では、西森はあの家にまた行くことになるのかーーなんて盛り上がりを見せていますが、せっかくなので昨年の記事を振り返ってみましょう! 前途多難…  森耕輔が、ルーフオブアフリカへの参戦を公表したのは、たしか2013年の年明けだったように思う。森は、元々トライアルの国際A級ライセンスを持っていて、JECやJNCCよりはG-NETやCGCに参戦するようになっていた。目指すものは、もちろんエクストリームエンデューロの世界だった。当然、エルズベルグロ…