金児隆太、新生ハスクで優勝

2014年より新生ハスクバーナ・スーパーモタードのエースとなった金児隆太選手。ベースとなったマシンはハスクバーナFC450。ちなみにモトスポーツK`s代表であり、チームメートであり、そして父親である金児伸二選手も新生ハスクバーナを駆り、兄である金児敏之選手は昨年まで隆太選手が乗っていたSMR449を駆り、一家で全日本スーパーモタード最高峰クラスS1PROを走る。 午前中におこなわれるS1PROクラスヒート1。開幕戦らしい波乱の幕開けに。スタートを決めた#2増田智義選手(JAWSracing :YZ450F)の転倒に、#1佐合潔選手(saairacing&熊本レーシング & akbrac…

バイク馬鹿、きらたかし 〜山田太陽くんに感心〜3/3

きらたかし先生インタビュー第三弾です。いよいよ作品に迫ります! エンデューロもモトクロスもやってる主人公 編 作品のことを聞かせて下さい。主人公は女の子ってことですよね? 『赤灯えれじい』のヒロインであるチーコも不思議に魅力あふれる女の子だったのを覚えています。 きら チーコは関西弁をしゃべっていますが、今回も関西弁をしゃべる設定です。  第一話で出てくるのは、プラザ阪下。僕は関西に住んでいた頃は、プラザ阪下のすぐ近くだったんですよ。アクションエンデューロで「プラザ阪下最後のレースになるかもしれん」って言われてたレースありますよね。あれ、出てました。愛着のあるコースなんですよね。  中学生の女の子っ…

バイク馬鹿、きらたかし 〜エンデューロに出ると謙虚になれる〜2/3

好評のきらたかし先生インタビュー第二弾。今回は、自身のバイク遍歴やエンデューロ感について語ってもらいます 最近は、上を目指し始めている 編 バイク歴は長いのでしょうか? きら 僕は88年に大学に入学しているのですが、その頃はレーサーレプリカが全盛期でした。FZR250に乗ってたこともあります。峠は六甲山や金剛峠を何度か走ってみたものの、ビビッてすぐに諦めました(笑)。オフロードもブームになっていて、スーパークロスがやっていた時代ですね(編注:82〜99年)。 オフ車はたくさん乗りましたよ。MTX125ではよく近所の河川敷で遊んでいたのを思い出します。この25年間、オフ車を絶やしたことはありません。DT…

ダートスポーツ2014年6月号

○4月24日発売 ○定価815円+税 開幕戦、今年一発目のIA2で優勝を果たし、一気にその存在感をアピールした小川。IAで2位や3位の表彰台に上がったことは、ない。上がる時は、てっぺんだ。以前から「ハマったときのスピードはピカイチ」と評されていたが、さらにその切れ味は増している   ★表紙ライダー/小川孝平 【マシン】Honda CRF250R ★表紙撮影/長谷川徹 ★表紙デザイン/岸澤秀夫 ========================== 特別付録 バイク総合情報誌 『Begin the Bike』vol.6が付いてくる!! ========================== ☆興奮の全日本シリーズがつい…

新井宏彰、逆襲の狼煙

「今年は手応えがある。こっから行きますよ」 昨年は開幕前の手首の負傷により、復帰後もシーズン通して調子が上がらなかった新井宏彰。今年の開幕戦でも激しい転倒を喫してしまったが、走りそのものの手応えはあるという。カワサキエースの、逆襲なるか   DS:第2戦の川越を振り返っていかがですか? 「ヒート2で久々にトップ争いができたのが良かったですね。昨年はケガもあったし、復帰したあともダメだったので。そういう意味では、今回の川越は存在感をアピールできたかな、と。まただいぶ調子も良くなってきています」 DS:現在、身体の調子は? 「開幕戦の九州でぶっとんでしまって。手首がまだだいぶ痛いんですけど、骨は折れ…

バイク馬鹿、きらたかし 〜漫画家人生〜1/3

本誌最新号でインタビューが掲載されている、きらたかし先生ですが、6月24日発売の講談社イブニングにてエンデューロ漫画『凸凹 〜DEKOBOKO〜』を連載開始することになりました。インタビュー内にもありましたが、この25年間オフロードバイクを欠かしたことがないほどのバイク馬鹿。インタビューはきら先生のご自宅にお伺いしましたが、まさにバイク御殿です。主たるリビングの他に、20畳はあるだろうと思われる趣味部屋には、ご自身のCB400とRG500γが大切に保管されている。そのほかに、ガレージが2棟あり、そこには愛車の数々が。敷地内にはまだまだ余裕があり、ミニモトコースくらいなら作れてしまいそうなほど。そ…

#1富田は勝谷を超えられるか

「正直、今は勝谷さんしか見ていないです」 IA2ディフェンディングチャンピオンとして#1をつけ、今季からTeam HRCで走る富田俊樹。第2戦では2/2位とまとめたものの、常にその前には勝谷武史がいた。ズバリ、富田は勝谷を倒せるのか!?   DS:今回は悔しいレースになりましたね。 「はい、完全に負けました」 DS:ヒート1はけっこう離されちゃいましたよね? 「勝谷さんの序盤のペースがかなり速くて、完全にそれに付いていけなかったですね。後半も間隔を見られながら走ってるのかな、という印象でした」 DS:ヒート2はかなり修正した? 「コースに水も撒いてあったので、自分は『大丈夫かな?』って慎重に走ってると…

化けるか、ルーキー大塚豪太

「ルーキーとかは関係ないです。1年目でチャンピオンを取りたい」 昨年のIBダブルチャンピオンで、IAゼッケン#01をつける大塚豪太(T.E.SPORT)。第2戦関東では総合6位[6位/7位]に入り、存在感をアピール。昨年の渡辺祐介、能塚智寛のように、大化けできるか?   DS:関東大会はどうでしたか? 「開幕戦の九州よりは全然良かったんですけど、まだ全然。悔しいです。ヒート1は2周目くらいから腕が上がってしまって、我慢比べでした。腕が上がらなければもっといけたと思いますが、かなりきつかったですね。緊張というよりは乗れてなくて、腕で乗ってしまっている感じでした。ヒート2は腕が上がらなかったんで…

JMX R2/馬場大貴のヘルカメ!

さて、恒例の全日本モトクロスヘルメットカメラをアップしました。 ライダーはおなじみ、IA2馬場大貴(#40)。 今回はいつもより賑やかな解説でお届け。 コースを知りたい方も、トークを楽しみたい方も ぜひご堪能あれ!      …

JNCC Rd.2広島 〜極悪なマディに見る、トップ2の走り方〜 4/5

 とかく、極悪を極めた路面であった、今回の広島です。そんな中でも、苦にせず走っていたライダーは、鈴木健二、渡辺学、小林雅裕、矢野和都、それに熊本悠太といったところでしょうか。本人達にとってもツライのはたしかだったようですが…。  繰り返し言われていることですが、マディ攻略法の原則は、できるだけ動作を少なくすることです。特に、石井正美は常にそのような走り方をするために、GASGAS時代は必ず300ccを選んでいたと言います。直線をつなぎ、コーナーは1カ所で曲がる、というラインです。上の鈴木健二はまさしくそのような形。このセクションはテージャス山のヒルクライムで、見ての通り最悪ですね。できるだけスピ…

JNCC Rd.2広島 〜熊本悠太は何者か〜 3/5

ビッグディアで混戦のAクラスを圧倒的差で優勝、総合でも5位に入った熊本悠太。WONETや、G-NETを追っていたみなさんにはおなじみの顔ですよね。 地元広島で、熊本の父親である熊本順治はバイカーズベアという有名店を経営しています。バイクにのる熊ですね。名前の通り(というべきか…)バイクも取り扱いますが、あくまで車メイン。でも、元々この父親自身昔のHTDEなどに夢中になったライダーで、今もライダーとして現役。昨年の西日本エンデューロ選手権では、息子悠太がランキング1位、父親順治がランキング4位という結果でした。 熊本悠太によれば「父はそのレース(HTDE)を広島で作りたいと言う気持ちからMMER(美…