5年目の夏。AXCRチャレンジ2018 最終LEG /アジアの風に吹かれて

LEG4で水没によるエンジン故障でLEG5以降をキャンセル、完走が果たせなかった私は、 最終日のLEG6はサービスエリアでチームジャパン生き残りの関島さん、石垣さんを無事に迎えることができ、セレモニーフィニッシュ会場へ移動。その後表彰パーティーへ参加しました。   ここ数年タイのライダーの成長が目覚ましく、勝つことができなかった池町さんの、久々の優勝は嬉しかった。 心からおめでとうございます。 思えば同い年。20代の時の最初の出会いから、ものすごく強烈な印象を残した男でした。 AXCRでは常に日本のライダーの先頭を引っ張って来た池町さんには、色々教わって来ました。 今回のLEG3での区間6位を褒め…

5年目の夏。AXCRチャレンジ2018 Part.12 辿り着けなかった110.77km。

残念ながら、私のAXCR2018は、LEG4、SS4、110kmで終了しました。 人生初のLEG3で6位、総合10位にいたところからの急転落です。 悔しさ。 自分の備えの少なさ。 スキル不足。 完走をできなかったこと。 チームや応援、協力していただいた方への申し訳ない気持ち。 自分の時間を投げ打って手伝ってくれたライダー達への感謝。   このマップは取っておきます。これからのために。 このウォーター地獄から抜け出したい。前半SSのウォーターベッド。私は最初に脇道が見つからず、まんまと川に突入。しかしバイクが浮きそうなくらい深いところがあり、そのことでミスコースと勝手に判断、別の道を行くなど、一時ミスコー…

5年目の夏。AXCRチャレンジ2018 Part.11 今日あった2つの嬉しいこと。

  LEG3を無事終えて、カンボジアへ入国。アンコールワットのある街、シェムリアップへ到着しました。 ホテルは2年ぶり、私にとっては3度目の宿泊地ですが、ピット設営エリアなど見慣れたところなのでホッとします。   今日は嬉しいことが2つありました。 1つは、たった今、夜のピットでマップを巻きに行ったとき、初参加の熊田さんが話してくれたこと。 「日を追うごとに感動してます。まさか50代になっていろんなことにテンパったり焦ったり、頑張ったりする自分がいるなんて! 自分より年上の方が、あんなにも元気で速くて。。それに、周りの皆さんの真剣な姿や、手慣れたタイヤ交換ひとつ見ても感動してます。本当…

5年目の夏。AXCRチャレンジ2018 Part.10

LEG2、無事ゴールしました。 体は昨日の転倒の打ち身だか、疲労だかでめちゃ重いです。 通常は翌日のマップを先に巻きに行ってから、レポートを書くのですが、もう寝落ちしちゃいそうな感じなので、先にレポート。 今日は前半、後半SSとも割と好調で、LEG2結果は10位、総合は13位まで上がってきました。   とはいえ、今日も道に迷いました。まだまだマップの読み方で分からないところがあります。 タイでは時折、畑の脇の道(あぜ道と呼べるほど、明確ではない)を通らせることがあり、日本人の感覚では絶対走らない道なので、たまに疑心暗鬼に。 今日はマップやメーターが故障したライダーの先導役でした。 いつも上位の方で走…

5年目の夏。AXCRチャレンジ2018 Part.9 LEG1はどんなだったか?

いよいよ本日から本格的なラリーがスタートしました。 AM6:30に第一ライダーがホテルを出発、初日なのでゼッケン順にスタートして行きます。 リエゾンが約120km、60kmほどにあるガソリンスタンドで満タンにしますが、SS1スタート地点まで60kmくらいなので予備ガスも入れて準備OK。 初日なので、とにかくミスコースなく進むつもりでしたが、、、、、、、、 スタート早々やっちまいました。5kmくらいですでに迷いまくり(笑)。 他のライダーの姿もほぼなく、何やってんだ、俺は〜とテンションが下がります。 一時は完全にロストしましたが、適当に走って復活。 今回でラリー初参加の外岡さんとつるんで走りました。  …

5年目の夏。AXCRチャレンジ2018 Part.8 切り取られた時間。

Facebookでも度々レポートしましたが、本日はAM4:30頃にパタヤのラリー公式ホテルに到着。チェックインができないため、街を散策しながら、午前からマシンと本格的にご対面。 そして、一年ぶりに出会う人たちや、初めての人たちと挨拶をかわす。 一年という時間の中で、お盆の時期だけ毎年僕らは、この異世界、異空間に放り込まれているのだが、それが5年目ともなると、それ以外の日々、つまり日本での日々が8月10日前後にプツリと切れて、また昨年のAXCRの続きを行なっている感覚です。 まるでこの10日間前後の時間だけ、切り取られて、一年後にまた接続される感じ。 でもそれが、言葉では難しいが、掛け替えのない時間とも…

5年目の夏。AXCR 2018チャレンジ!Part7 Googleマーキング

現在はダートスポーツ10月号(8月24日発売)の制作真っ只中ですが、AXCRのため出国が近づいてきました。 ここ数年は国内、国外問わずGoogle Mapにマーキングする癖がつきました。 いつか再び訪れる時に、こんなに便利なものはありませんね。 徒歩、電車、バイクに車、どんな移動手段でも、そこへの行き方を示してくれるのですから。 AXCRの場合は、宿泊するホテルをマーキングしています。昨年度のSS1でいきなり途中リタイアした僕は、スマホのGoogleマップでホテルへ直行したのでした。あーでもない、こーでもないと迷いまくっていて精魂尽き果てた僕は、スマホがあっさりと帰り道を示してくれたことに感謝と、複雑な…

5年目の夏。AXCR 2018チャレンジ!Part6 『ロードブックを通した駆け引き』

ラリーって面白いの? とよく人に聞かれます。 私は必ず、めちゃくちゃ面白いんです。と答えます。 しかし僕はまだ国内を含め、AXCR以外のラリーに参戦したことがありません。 だから、いろいろな経験や記事がAXCRならではの事項になっている可能性があります。 その一つがラリーメーターとロードブック。 これは私の参戦マシン、ハスクバーナFE250です。 ラリーメーターは左のメイン、右のサブともに機械式(rc-7)です。 近年GPS式のメーター使用者も多く、私も気になっていたので、その件についてプロテクタの加藤さんにお聞きしたところ、 AXCRや日本の林道は木々に覆われることが多く、GPSの電波を拾わないことがありま…

5年目の夏。AXCR 2018チャレンジ!Part5 『ボーダー』

僕が初めて参戦した2014年は、出発地のパタヤについてから、プノンペンのフィナーレ、そして国境を越えてタイへ大急ぎで渡り、なんとか帰国の便に間に合ったのですが、この期間のすべてが強烈なインパクトがありました。 このラリーにおいて、重大なファクターとなるのが「ボーダー」だと思います。 この2014年を振り返ると、タイでの数日間でようやくラリーに慣れ始めてきた僕ですが、ラリー一同が国境をこえる行為そのものに、旅心をそそられるのです。 日本にはない「ボーダー」。 旅と書くのは少し違和感があります。なぜならラリーは時にコンボイを組み、集団で大移動ですから、待機時間と行動開始のメリハリがあります。何から何まで自…

5年目の夏。AXCR 2018チャレンジ!Part4 『エントリーリスト発表』

いよいよアジアクロスカントリーラリー(AXCR)のエントリーリストが発表されました。 ゼッケン1は2連続優勝のタイ人ライダー、Jakrit選手。最大のライバルである池町佳生選手は#2、KTM同士の激しい戦いが予想されます。 FB(古河バッテリー)系のチームは今年も充実していて、JNCCでもおなじみ#3江連忠男選手の姿も。 3年連続参加の坂本選手や、昨年に続き参戦の粟冠選手の姿も。そして私宮崎が毎年お世話になり(毎年共に迷う!?)タフな歯医者さん、福村先生も。勝手に私が「カンボジアの貴公子(品格が高いイメージ)」と思うPHANDARA選手( Daraモーターサイクルショップ)、そして初参加の増田マミ選手…

5年目の夏。AXCR 2018チャレンジ!Part3 『メディアのラリー』

時に迷い、時にスコールに打たれ、時にマシントラブルが起き、時にこけて。 しかし苦しい思い以上に、素晴らしい経験をする。 時に大草原やジャングルを快走し、時に国籍を超えて仲間と道を探し当て、時にタイやカンボジアの人々の暮らしに触れ、とびっきりの笑顔に触れる。   そんな思いをしたくて、僕は自らコンペティターとしてAXCRに参加してきました。一方で、今回紹介したいのは「メディア」。そう、僕もメディアの人間なので、AXCRに毎年やってくるメディアの方々がどんな仕事をしているのか気になるのです。 そして毎年この人と行動していて、楽しませてくれる彼のことを、記事に書いてみたかったのです。 Photo/芳澤…