決して安くはない、ニーブレイス。長く付き合っていきたいアイテムだけに、ライダーが求める性能も、必然的に高くなるだろう。その大きな目的は、なんと言っても「ケガの防止」だ。ネックブレイスのパイオニアとしても名を馳せるLEATT社は、現在のモトクロス競技におけるヒザの故障事例が「前十字靭帯の断裂→40%」「半月板裂傷→20%」「内側側副靭帯の断裂→15%」と、3ヶ所の損傷で大半を占められていることに着目し、従来にはない「Cフレーム」を作り上げた。
もちろんこだわりはCフレームだけではない。最大の可動部となるヒンジにはワイヤーを採用して、スムーズな動きと高寿命化を狙う。さらに、ブーツを選ばな…